毎月放送される「中小企業ビジネスジャーナル」
収録現場で様々な経営者にお会いする。
2年間の番組制作で出会った多くの経営者。
話を伺う度に「なるほどなぁ〜」と感心してしまう。
自分自身参考にさせていただきたいことが多くある「魅力的な経営者」ばかりだ。
今回はそんな人達はこんなことしないだろうなぁと思う「これをやったらダメ社長」のポイントを伝えたい。
1 短期的好況に一喜一憂
活況なタイミングに妙に偉そうにしたり「世の中俺のもの」的な発言をするのは誠に見苦しい。
経営者なら短期的な利益が出ている時こそ先を見通して対策を打つべき。
2 感情を表に出しすぎる
喜怒哀楽の過剰な感情表現を社内外で遠慮なく出しまくる迷惑な社長。
感情表現は「ツール」である、本当の感情は人前には出さないのが経営者。
3 内弁慶
社内では社長らしい話をするのに銀行や初対面の人の前では経営者としてまともな話ができない。
経営者とは、時に会社のため「一流のプレゼンテーター」になる必要がある。
4 現状に満足する
「まぁこんな状態がこのまま続けばいいんじゃないの」とか、今が良ければそれでよし的発言や姿勢は会社の成長を阻害する。
成長のない企業は淘汰される。「あの時にやっておけば」は遅すぎる。
5 不勉強
業界の集まりや同業者の飲み会に言って勉強している気になっている。
社会は常に変化している。魅力的な経営者は皆、学生の時よりも勉強している。
6 他人の話を聞かない(独善的)
「ここまでやってきたのは自分だ!一番分かっているのも自分だ!」
変化に対応できない経営者に一番ありがちなセリフ。奈落の底に落ちても言ってるから始末に負えない。
7 結果よりも「頑張り」
「俺たちは頑張ってやってる」は負け犬の遠吠え。
経営者にとって結果が出ない「頑張り」は屁のツッパリでしかない。
耳の痛いポイントが多い。
自ら望んで経営者になったのならばこれくらいのことは「戒め」として身につけておきたいものだ。