昨日の晩ご飯の話。
2週間ほど前に、私の実家からなぜだか大量の桜えびをもらいました。もらったのは良いのですが、これが活きがいいのか、とにかく[匂う]のです。いわゆる桜えび臭とでもいうのでしょうか。そこでこれを早いとこなんとか平らげなければならず、さて、桜えびを大量に使用する料理とは何ぞやと家族会議をひらいたところ、「お好み焼きがいい!」いうことになったのです。
我が家でお好み焼きをやるということは、買い物から準備まですべてを私がやる事を意味しております。というより家内には任せられないのです。(こだわり!)
午前中に野暮用を済ませ、早速スーパーに食材の買い出しです。粉は天ぷら粉です。メーカーは問いませんが、比較的良質のものを選びます。同時に揚げ玉、紅ショウガはすぐにかごの中です。今日は具を豚小間とたこの足にします。見定めてかごの中へ。
ポイントは「キャベツ」です。今は春キャベツの全盛期です。大量に入荷しています。春キャベツは葉の数が少ないですが、甘みがあっておいしいんです。やわらかいですしね。一つは多いので半分を購入です。あとは大和芋とやきそば、卵をかごに入れてレジに行きます。1500円くらいでした。安いですね。
家に到着してから、まず出汁づくり。こんぶ出汁で約500cc作っておきます。そこそこ冷めてきたら約500gの天ぷら粉を入れてだまにならないようによく混ぜます。そこへ大和芋を少々おろします。よく混ぜたら冷蔵庫で冷やします。生地の準備はokです。
さて、キャベツです。春キャベツは甘みがあって水分も多く、素材の味を活かしたいのでできるだけ大きめに切ります。大雑把に切ったら手でむしってもいいですね。
たこと豚肉は食べやす大きさでOK。桜えびと揚げ玉を用意して、卵を確認。ソースとマヨネーズも卓上に。さて、準備OK。
生地を寝かせて30分。いつでもいけます。子供達もお腹を空かせ始めたので、いよいよ焼きです。
さて、今日のはいかがでしょう?子供達は夢中で食べています。「おいしい!」好評価です。ここは家内の冷静な評価を待ちます。「うん、今日のはいい感じね。」と好評価です。やりました、成功です。自分で味見をしてもいい感じです。
本日はもう一人評価していただきたい方がいます。関西出身の家内の母です。関西出身の方はお好み焼きにはうるさいはずです。さらに私の作ったものは初めて食べていただきます。評価が気になります。
...「うん、おいしい。」...やりました、好評価をいただきました。やはり、自分の仕事を他人に褒めてもらう事は本当に嬉しい事とあらためて感じました。良かったです。
後は軽く片付けをして、本日の料理長はお仕事終了です。いやー、料理ってたまにやると本当に楽しいですね。毎日はつらいですけど...。毎日やっている家内に感謝です。
おかげさまで、桜えびは半分ほど減りました。.....ん?半分?ということは、まだある!来週はたこ焼きか!