春になると営業研修や営業に関する書籍が増えて改めてその仕事内容を考えてしまうのですが、業績の良い営業マンというのは、常にプロデューサー的な動きをするものですよね。お客さんに対する対応ももちろんですが、社内の他部門についても積極的な働きかけを行い、いかにこの施策が大切で効果的かを説得し回る事ができる人はやはり業績が良いですよね。社内のスタッフは営業の取ってきた仕事をだまってやるのが当たり前だ、なんて思っていたら絶対に仕事はうまく行かないよね。自分も若い頃はそのような態度をとっていたような気がして、今考えると恥ずかしいね。やっぱりどんな仕事でも「次行程はお客様」的な思考でやっていかないとね。
当社にもたくさんの営業マンがお越しになります。「こいつ、できるな。」と思える方に会うのはとても楽しいです。(中には「二度と会う事はないな。」と思う方もいます。残念ですが・・・。)できる営業マンは初対面のとき、一生懸命お客さんの話を聞きます。話の中からお客さんの課題を抽出して解決になるような提案の糸口を見つけ出す事ができれば、初期営業のかなりの部分が達成されているのではないでしょうか?両者の会話の積み重ねで、課題が見えてきて、その解決の方向性が相互理解されたそのとき、お客さんと営業マンは共鳴するのでしょうね。それが「できる営業マン」を感じる瞬間ではないでしょうか?
できる人も毎回うまくいくわけではありません。中には失敗するときもありますよね。でも失敗からいろいろな事を学ぶのですよね。そうして成長していろいろと学べるから営業の仕事は面白いのだと思います。営業マン諸氏、頑張りましょう!
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