初体験です。お茶会にお招きいただき、お作法をご教授いただきました。
なぜ、お茶会に伺う事になったのか?事は2ヶ月前の5月24日にアップした「仕事の縁。」の飲み会での会話がきっかけでした。
某大手製薬メーカーにお勤めの方(大学の先輩)が「今度我が家に来てよ。」の一言に皆が酔った勢いで「行くー。」ということになり、その場で奥様(茶道の師範)にご都合を伺い日程が決まりました。
そして昨日、7月4日に鎌倉のご自宅に3人で伺う事になったのです。3人(人材紹介会社社長、教育研修関連会社社長、私)が当社に2時に集まり、品川から東海道線で藤沢駅、そこから江の電に乗って鎌倉高校前まで。約2時間の旅でした。
余談ですが、今のグリーン車ってすごいですね。SUICAでホームでグリーン券をチャージします。乗ってからどうするのか、と思いきや席の上部にタッチする場所があるんですね。いやーびっくりしました。世の中なんでもピッですね。
さて、鎌倉高校前で待っていますと、車でお迎えに来ていただきました。ほどなく、ご自宅に到着します。
玄関の表札がなんか風情があってすごそうです。玄関を入ると、着物をお召しの奥様が、三つ指ついてのお出迎えです。すごいです。
早速、茶室に通されます。「茶室」ですよ。自宅に。すごいですよね。
とりあえず席順を決められ、ご指示通りに座ります。もちろん正座です。茶器が運ばれ、道具のご説明もいただきました。
まずは和菓子を置く和紙の敷きがみが配られ、和菓子をそこに置きます。楊枝は持参するものだそうですが、持っていないのでお借りしました。
お茶を点てていただく間に、気になる事がありました。器です。器についてどちらの器ですか?と訪ねてみました。すると、萩焼との事です。夏の器だそうです。夏?、では冬はどうなんですか?とお聞きしますと、冬の器はお湯が冷めないように厚めの器だそうです。
一人づつ点てていただき、器をいただくマナーや手に取ってからの仕草についても御指南いただき、たどたどしくも真似てみます。
やはり、師範曰く、日本人として生まれたからにはやはり日本人としての身のこなしは少しでも知っておいた方がいいですよね。という事です。まさにそのとおり、茶道には無駄な動きがなく、合理的にすべての行動が行われているそうです。
さて、3人いますので、3人分のお茶を点てていただくのですが、一人目がいただいたあたりで若干私の体に変調が来ました。
足がしびれてきました。通常正座で2、30分は問題ないのですが、今日はだめです。感覚が全くなくなってきました。
さて、お茶は2人目が終わり、私の番です。ご教授いただきました通りにいただきました。本当においしかったです。
でも、足はもう限界です。しかし、私の前の方がおかわりをされたので、さらに正座は続きます。きつかったです。
道具を片されるところまで拝見して、終了です。いやー、すぐには立てませんでした。すごいしびれでしたね。
その後、リビングでお食事とおいしいお酒をいただき、楽しい一時を過ごさせていただきました。奥様の料理は大変おいしかったです。お酒も随分といただきました。
その後、大船駅までタクシーで向かい、横須賀線で品川まで、そこから自宅へ。自宅到着は10時30頃でしたかね。
海の見える鎌倉への旅、大変有意義で楽しかったです。お茶は、まだわからないですが、ちょっと興味を持ちました。日本人としてこのような文化は大事にしたいですよね。もっと知りたくなりました。
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