先週、両親の田舎(福島県いわき市)にお墓参りに行ってきました。
我家5人と私の両親、計7人での大旅行でした。
土曜日に出発して那須白河のホテルで一泊し、翌日日曜日にいわき市に入り、両家のお墓をお参りします。
最初はいわき市市内のお寺に行って父方のお墓参りです。
その後母方のお墓参りですが、こちらは市街から出て、田んぼの中を通って向かいます。
稲の収穫時期にあたる今頃の田んぼを子供たちは見た事がありません。
私は、一面黄金の田んぼを見せられるとわくわくしていたのです。
いわき市の市街から山をいくつか越えて、さあ、辺り一面の黄金が見られるはずが・・・
んん。。。。
一面雑草が生えています。稲ではなくて・・・。
私の母親の話によると、最近はこのあたりも過疎が進み、お米を作る人が減ってしまい、田んぼを維持することが大変で皆やめてしまうそうです。
それも一区画やめると雑草の種が周囲に広がり、その手入れだけでも大変になってしまうので、結局全面的にやめざるを得ない状況だそうです。
近所の農家が共同で区画を耕している場合は、自分がやめたくても周りに雑草の被害が出てしまうのでやめられない家もあるそうです。
日本全国に、このような問題は起こっているのでしょうが、幼い頃からみている場所がそのようになってしまった事は農家の問題がより身近に感じられる瞬間でした。
田舎の家に到着するまでに、いくつか同じような風景を目にする事になりました。
何か深刻な雰囲気の車内になってしまいました。
しかし、到着直前に助け舟?道路に大きな蛇が現れました。
子供たちは大騒ぎ。
おそらくシマヘビかアオダイショウではないかと思いますが、30センチ以上はあるでしょうか。
すぐに道路の真ん中に車を止めて見に行きますが、蛇も怖がって逃げてしまいました。
でも良い経験でしょう。
田舎の家に到着。ここではお米を作っています。辺り一面の黄金色です。
子供たちは稲をみたり、バッタを捕まえたり、かえるを捕まえたり。
さらに、なすやピーマンを自分で穫る事も体験し、しばしの田舎体験をしました。
自宅に帰った翌日、子供たちは自分達が穫った野菜をおいしそうに食べていました。
一家総出の旅行は思い出深いものとなりました。
しかし、私にはあの雑草だらけになった田んぼがこれからどうなって行くのか、が気になっています。
解決策はあるのでしょうか?