昨日、社内勉強会のパセリ塾が開かれました。
今回は、インターネット広告についての知識学習と、ケーススタディによる仕事の進め方についての勉強でした。
ケーススタディでは、若き編集部員パセリさんのありがちな事件を元に皆で議論をしました。
昨日のテーマは、「報、連、相」の大切さでした。
新入社員教育を受けると必ずと言っていい程、この「報、連、相」の大切さは教えられるのですが、実際の現場では以外に忘れられるようです。
上司と部下、営業とスタッフ等々様々な場所で「報、連、相」が必要なのですが、うまくできてない事でミスがあったり、効率が落ちたりするのですよね。
なぜ、うまくいかないのでしょうか?
原因はいろいろと考えられますが、多くは「この程度の事は報告する必要はないだろう」とか、「この情報はもう知っているはずだ」とか、「この事は相談しても結論は変わらないと思うからいいや」といった独自の判断や思い込みによるところが多い気がします。
「報、連、相」をする目的は仕事を円滑に行うことですよね。
自分の勝手な判断や思い込みによるミスを未然に防いだり、最小限に抑える役割があります。
また、組織で行う作業においては仕事の方向性を常に確認し合う事で効率化がはかれます。
特に上司と部下とでは、「報、連、相」を綿密にするべきです。
上司は部下の行動を信じてはいますが、不安もあります。お互い積極的に「報、連、相」をしてくれると上司は安心し、信頼関係も深まります。
したがって、部下が毎日うるさいくらい「報、連、相」しても、上司は嫌がりません。部下の状況がよくわかるので安心できます。
さて、最近よく見られるのが、この「報、連、相」は部下が上司に行うもので、上司は待っていれば良いという姿勢です。
部下がすすんで報告してくる人なら良いですが、なかなか報告してこない場合は、上司からの問いかけ「どうだった?」や「どうだ?」がどうしても必要になるのです。
「報、連、相」はあくまでもコミニュケーションのきっかけです。
上司であろうが、積極的に関わって行かなければ相手も心を開きません。
わかっていてもなかなか実践は大変ですよね。
「報、連、相」の大切さと徹底の難しさを感じる今日この頃です。