昨日は母の日でしたね。
我家では母の日は、夕飯を父親が作るんです。
つまり、私が料理を作るわけ。
午前中、かみさんに「今日の晩ご飯のリクエストは?」と尋ねる。
「おすし!」と間髪入れずの答え。
「・・・あのさ、俺の作れるものにしてくれる、お願いだから」
「だって、食べたいんだもん」
「気持ちはわかるけど・・・、他にあるでしょ?」
「うーん、考える」
といったん話は立ち消え、とりあえず家族そろって公園に。
ひととおりお遊び、思い出す。
「ところで、晩ご飯何が良いのよ?」
「うーん、やっぱ、おすし!」
「・・・」
かなりしつこい。実は私が木曜日、会社の帰りにお寿司屋さんに行った事を知っていてのリクエストである。
「お願いだから、今日は他にして」懇願である。
「じゃあ、お肉!」
「肉かぁ・・・、ステーキでいい?」
「うん、いいよ」
やっと妥協点が見えてきた。
さて、ステーキと言えば、ただ焼くだけといえばそのままだが、そこはちょっとこだわりたい。
オリジナルのネギソースを作り、[ステーキネギソース添え]を作る事にする。
また、家族全員がキュウリ好きなので、[キュウリのガーリック和え]も作ることにする。
早速、材料をメモして、一人で近くのサミットへ買い物に行く。
野菜から順にかごに入れて、肉コーナーでは店員さんが割引シールを張るのを待って購入。
レジでは、財布の中身をぶちまけるハプニングがあったが、とりあえず買い物終了。
自宅に帰ると、まだ夕食には時間も早かったのでランニングへ。
約50分後帰宅。
汗を流すために風呂へ、下の娘と息子も一緒に入浴、この瞬間、自分がパパである事を実感する。
風呂から上がるとそこそこいい時間、さて、作りはじめるかな。
上の娘も手伝う、ということなので二人で調理開始。
まずは、キュウリ(6本)の皮をピューラーで剥く。
これは娘に託す。一応のやり方を教えたら、きれいに6本剥きましたよ、なかなか上手。
その間に私は和えるソースをすりにんにく、ごま油、塩などで作成。
そこに剥かれたキュウリを食べやすい大きさにぶつ切りし、和える。
これで一品完成、皿に盛りつけ終了。
ちょっと味見、おっうまい!みんなで味見、結構好評。
次に、ステーキソース。
これもソースは、すりにんにく、塩、砂糖、みりん、醤油等で作っておく。
ネギは細めのものを使う。
5センチ程度の長さで斜め切り。
これも娘がやりたがるので、手を添えながらやらしてみる。
さて、フライパンを温めて、オリーブオイル大さじ1とバターを入れて温め、塩、胡椒を適量、その後斜め切りしたネギを焦げ目がいい具合につくまでいためる。
いい感じの色になったら先ほど作ったソースをからめる。程よくからんでしんなりとしたらフライパンからお皿に移動。
フライパンを軽くふいて、即、肉を焼く。
塩、胡椒をふった肉を表裏十分に色が着くまで強火で一気に焼く。
いい色になったところでお皿によけてあったネギソースを合わせる。
肉にいい感じでからんだらできあがり。
お皿に盛って終了。
食卓にはキュウリのにんにく和えとステーキのネギソース、そして赤ワインを用意。
味は概ね好評。私にはちょっと薄味だったかなぁ。かみさんと子供は薄味が好きなのでまぁよしでしょう。
かみさんは結構ワインを飲んで、早めに就寝。
私は皿とフライパンを洗って終了。
ちなみに今回の料理は小林カツ代さんの息子、ケンタロウさんの料理本がお手本。
いやー、料理は楽しい。これからもやってみよっと。