4月に入社した新入社員も1ヶ月半が経とうとしています。
マナー研修や知識研修、営業研修を経てアポイント取りを経験しました。いよいよ営業現場実践教育の始まりです。
今週、火曜日から木曜日までの毎日、新人営業マンのロールプレイイング勉強会が開催されました。
事前に設定されたクライアントイメージに基づき、先輩社員がお客さん役になり、営業現場を再現します。
新人営業マンの話し方や話している内容、お客さんへの対応について、周りで見ている先輩達がチェックします。
新人さんにしてみれば、先輩に見られているなかで自分の営業を披露しなければならないわけですから、緊張もしますし不安もあるでしょう。
初めてのロールプレイング、皆、十分に健闘したのではないでしょうか。
全体的には、それぞれの一生懸命さが伝わる新人らしい営業だな、という印象でした。
その勉強会の場で私が彼らにいくつかアドバイスをしました。それはこんな内容です。
入社してすぐの営業マンは、営業スキルがあるわけもなく、商品知識も豊富ではないでしょう。
私は新人営業マンに必要なのは、人間力ではないかと思うのです。その人の素の力というのですかね。
知識も技術もないのにお客さんに何かを伝えなければならないのであれば、自分の魅力をアピールするしかありませんよね?
自分の魅力とはなんでしょうか?
元気ですか?明るさですか?情報収集力ですか?コミュニケーション能力ですか?
なんでも良いんですよね、今はそれがウリですから。その特性を活かしたメリットをお客さんに提供しましょう。
新人時代には新人時代にしかできない営業スタイルがあるはずです。
背伸びしたい気持ちもわかりますが、今持てる自分の魅力を最大限に活かして、たくさんのお客さんにお会いする機会を創造する事が新人時代に一番必要なことだと思います。
結局、営業マンはお客さんに育てられるのです。良いお客さんとの出会いを大切にしなければなりません。
お客さんから勉強する事、そして自分自身で学び成長する事、同時に進んで行く事が理想です。
今日も当社では新人営業マンたちのアポイントを取る声がにぎやかです。
多少つらいことがあってもいつか報われます。頑張れ!新人営業マン。