今週末、葉山の研修施設で全社研修が行われます。
7月で上半期が終了するパセリは8月からの下半期に向けて、各部門の半期振返りと下半期の行動目標を全社で発表、共有する研修になります。
前回は2月に10期上半期目標を設定する研修を行いました。今回、その進捗状況の発表があります。
すでに各部門準備に入り、発表用の資料作りに着手しているようです。
私は、一応、代表取締役としての仕事をしなければならないので、各部門の状況報告の後に上期の総括と下期の全社方針の発表を行うわけで、その準備なども多少はあるわけです。
しかし、数年前はこの半期ごとの研修準備は大変でした。
何しろ、すべての部門の方針を私が作成していたのですから。
今は各部門のリーダーも育ってくれて、部門毎に振返りを行い、方針の策定まで行います。
そんなこんなで、私は最近、パセリを含めたグループの方向性、及び事業について考える事が多くなっています。
そこで、いろいろ考えるのです、我々の事業のありようや方向性を。
我々は、現在学びと仕事を一つのテーマに事業を展開しています。
一人でも多くの人が我々のサービスを通して、”自分の理想とする自分”を発見したり実現できるよう、情報提供を行っています。
しかし、我々を必要としてくれている人たち全員に必要な情報を提供できているのか?
クライアントに望まれているような、最高の価値を提供できているのか?
私自身、胸を張ってできていると言えない事が多過ぎます。
パセリは未だ10年目。これからもっともっと成長して、社会に必要不可欠な存在になっていかなければなりません。
その為には何が必要なのか?
規模を大きくする事?それも必要でしょう。お金?無いのは困りますね。パートナー?必要であれば組んでもよろしいでしょう。
でも、本当に必要なのは、[人]ですよね。
パセリは、サイトの力や営業スキルだけではなく、構成している[人]の力で成り立っていると思います。
平均年齢、27歳、20名足らずの若い組織ですが、皆で事業を進めていこうという意欲はとても高いと感じています。
クライアントから、「何名でこの事業をやられているのですか?」と質問され、正直に答えるとビックリされます。
そんな少ない人数でここまでやるのか、という意味で驚かれるのですが、少ない人数で大きな仕事をするのには、個々人の高い事業推進意欲が欠かせないのです。
事業推進意欲が高いからこそ、皆、個人の業務スキルを磨く事に貪欲です。
営業力、制作力、企画力、分析力、マネジメント力、それぞれを磨いていくのは上司に言われたからやるのではなく、ましてや、給料を上げたいという欲望だけで磨けるものではないと思います。
業務スキルを身につける事で、今自分が熱中している事柄を自分が満足するまでやり遂げたい、という人間が本来持っている欲求があるからではないでしょうか?
仕事に対する熱中度が貪欲なスキル向上に向かっていき、そのような個人の力が相乗効果で組織に伝わって、事業が推進されていくのはある意味で理想型と言えるかもしれません。
代表の私がこんな事を言うのはちょっと照れくさい気もします。
しかし、このメンバーなら、これからの事業を成長させる事ができると強く感じています。
一人一人の力が元になり、組織の力となって全力で推進するからこそ進む事業もあります。
それが、大きな組織にはない、小さな組織の魅力なのかもしれません。
将来仲間になる人たちにも、この小さな組織の大きな魅力を味わって欲しいと思っています。
その為にも、事業の成長は欠かせないですね。
週末の研修、メンバー同士の切磋琢磨が楽しみです。