行ってきました、いわゆる公開シンポジウム。
立教大学経済研究所主催の「サブプライム問題とは何か」というプログラム。
なぜ、行く事になったかと言いますと、私たちの先生(恐れ多い気もしますが・・・)立教大学経済学部教授の山口義行先生がパネラーとして参加されるので、そのお話を聴講するためです。
夕方6時半スタートのシンポジウムなので、ちょっと早めに大学に到着。
10年以上ぶりに入る大学構内は、昔よりもきれいになっているイメージがあり、大きな建物が増えていました。
学生時代にたむろしていた、第一学食近くの通称「山小屋裏」はどうなっているかなぁ、などと思いつつ行ってみると、なんと!芝生。
建物はすべて無くなっていて、更地に芝生でした。
ちょっと寂しい・・・。
気を取り直して、8号館へ。
8号館って昔古い建物だったのになぁ、などと思いつつ、会場へ。
ドアを明けると、開始15分前なのに、人が一杯・・・。
既に座るところを見つけるのも難しそうなくらいに混んでいます。
すごいんですね、シンポジウムって。
というよりも、立教大学の経済学部教授の話を聞きたい人って、こんなにいるんですね。
なんとか、一番前の席に空きを見つけまして落ち着きました。
主催した事務局の方も、思った以上の聴講者の数に驚いているようで、レジュメも間に合わないとか、席が足りなくなって他の教室から椅子を借りたりとか、テンテコマイでしたね。
プログラムが始まって、各教授のお話を伺いました。
内容的には、サブプライム問題がなぜ起こったのか、まずは、櫻井教授の基調報告を伺い、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、日本、それぞれの視点で4人の教授が解説をされました。その後、司会の小西教授がテーマを設定してそれぞれの教授が持論をお話されるという内容でした。ちなみに山口教授は日本の視点でした。
特に、ディスカッション形式になってからの各先生の主張が異なってくるあたりは、大変面白く、もっともっと話を聞きたいと思いました。
結局2時間の予定のプログラムも20分ほど伸びて終了しました。
私にしては、あっと言う間の2時間でした。
そして、思ったのです。
「学生時代になぜもっと勉強しなかったのだろうか?」と。
私は、経済学部にいながらほとんど経済の勉強をしていませんでした。
なんて、もったいない事をしていたのでしょうか?
今、私が学生であれば今回ご登場されていた先生方の講義はもっと真剣に聞いていたと思います、ちゃんと出席してね。
山口先生はもちろん(別格です)ですが、司会をやられていた小西先生や、経済研究所の郭先生、基調報告をされた櫻井先生の講義は聴いてみたいなぁ、と強く思いました。
こんなに魅力的な先生が講義をしている大学なんですね。立教って。
母校を褒めるのも、なんか照れくさいですが、良い先生がいらっしゃいますよね。
一緒に聴講した経営者勉強会の先輩も、同じようなお話をしていて、「立教ってPRがヘタだよね」という話で盛り上がりました。
このような経験をすると、「もう一度きちんと大学で勉強してみたいなぁ」と強く思います。
できれば、自分がいままで経験してきたビジネスの事象を学術的な視点で整理をしてみたいです。
いつかは、そのような思いを実現したいと思います。
今は、大学も社会人向けの講座を開講していたり、セカンドライフ大学を開講したりと、我々にとっても学びの機会が増えていますから、その気になれば実現できるはずです。
そういえば、今回のシンポジウムでも私の父親世代の方が多数参加されていました。
やっぱり、生涯勉強することが喜びなのですね、私も頑張ります。
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