景気後退がはっきりしてきて、求人倍率が1倍を切り、完全失業率が4%を越えてきました。
やはり来るべきものが来た、という感じです。
最近では、求人情報関連のビジネスにもかなりの影響が出て来ていると聞いています。
そんな中、当社のビジネスにもやはり大きな影響が出て来ています。
内閣府が発表した景気判断DIでは、昨年6、7月から下降トレンドになっています。
厚生労働省の資料によれば、昨年6月頃から有効求人数が減少し初め、同年11月には求人数と求職者数が一致、したがって求人倍率が1倍になり、12月からは求職者数の方が求人数を上回る状態になっています。
景気判断が下降線に入ってから約3ヶ月後には求人倍率が1倍を切る事態になるわけですね。
このこと自体は、当然の結果と言えます。
景況感がマイナスに振れれば、企業は採用を手控えるのは当然ですからね。
しかし、注目は今年の5月頃から求職者数が増加している、と言う点です。
既に働いている人以外が求職活動を始めたようです。
家族年収の増加に危機感を持った人達が仕事を探し始めたのではないか、という予測がつきます。
そのような求職者の方は、今すぐに働く事も考えますが、とりあえず何か資格やスキルを身につけた方が良いのではないか、と考えるのも当然の流れですね。
それにより、当社サイト[BrushUP学び]で資料請求される、資格・スキルが昨年とは随分と変化してきています。
まず、難易度の高い資格が敬遠されて、資格取得後すぐに仕事に就けるものに人気が集まりつつあります。
具体的に言えば、医療や介護のカテゴリーに人気が集まりつつあるのです。
この傾向は、今年2、3月頃から顕著です。
求人倍率が1倍を切ってから約3ヶ月後にそのような傾向が出て来ています。
思い起こせば、バブル崩壊後の不景気の時期にもこのような傾向が現れました。
これらの事から、現在、「学び」マーケットは、[不景気型カテゴリーの時期]に突入したと言えます。
そこで、この時期に合わせた、最善の対策をお客様に提案をさせていただくのが、我々の使命と考えています。
全社一丸頑張っていきますので、皆様よろしくお願いします。
ふー、真面目な事を集中して書くと本当に疲れます。
これからも、不定期ではありますが、「学び」業界に関するトレンドをお伝えできれば良いかな、と考えています。
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