明けましておめでとうございます。
2010年スタート、当社パセリにおいては第13期のスタートです。
今年は4日月曜日から始業しました。
毎年恒例、新年の挨拶からスタートするわけですが、今年はこんな話をしました。
1つは、「会社の存在意義とは」
会社は、社会の一員であり、そこには存在意義があるはず。
社会の役に立つということは、現在お付き合いしていただいているクライアントの皆さんとご利用いただいただいているユーザーの皆さんの満足を得る事。
その結果として、お金をいただき事業として運営していけるのであるということ。
ということは、会社や事業というのはそれを利用したり消費したりする人の満足を得ることによって存在意義をもつわけであり、それが無くなってしまえば去らざるを得ない状況になるわけですよね。
そのことを至近の事例を用いて話をしました。
きっかけは今年の元旦の日経新聞の記事です。
元旦の新聞には毎年、各企業トップや経済評論家が今年一年の景気の行方について語るコーナーがあります。
今年の記事には、景気回復のキーワードは「アジア経済次第」というコメントばかりでした。
もちろん、マクロ経済の見地では「アジア経済次第」はわかりますが、国内経済の活性化策にはどなたも言及されていないことが気になりました。
年末、年始に売上を伸ばしているのはすべて安売り店で、新たな価値を生み出すような話題が乏しいこと・・・。
流通業では完全なるデフレスパイラル状態。990円のジーパンはみんな必要だから買ってるんですかね?
消費者が本当に欲しいと思える商品や新たな価値の提案が、日本の製造業や流通から提案されていないのが気になります。
金融資本主義にすっかり毒されてしまった日本企業は、消費者のニーズを満たすことや、新たな価値提案で日本を元気にしてきた事を忘れてしまったようです。
だから、元旦の記事にあったような他の国の消費に、自社の業績を依存せざるを得ないという発言につながるわけです。
どうやら、みんな自信をなくしてしまったようです。
世界に誇る日本のカルチャー文化はどうでしょうか?エンタメ系ではジャニーズとよしもとは元気一杯!
特にジャニーズの力はすごいですよね!年末(紅白も含めて)ジャニーズが席巻していましたよね。
彼らのチケットは決してデフレ化してないでしょ?むしろ値上がり中?ここだけ超インフレしてますね(笑)
彼らは社会に求められている存在と言えるのでしょうね!どんどん新しいグループが出てきて、新たなファンを増産していく。新しい価値を生み出し続けている、と言っても過言ではない?
製造業とエンタメでは、売上の規模が違うのは当たり前ですが、企業価値として考えると、どちらが社会に喜ばれているのでしょうか?
ということで、当社(グループ)は、学び業界のジャニーズ事務所を目指そう、と冗談だか本気だかわからない話をしました。
もう1つの話。それは「個人が働くことの意味」
社会に役に立たない企業や事業は淘汰されていく時代。
そんな時代に個人が生きていくためには何が必要とされるか?
それは、「社会に役に立つ個人になる」ことだと思うのです。
そう、会社の存在意義と同じなのですよね。
では、個人の視点で「社会の役に立つ」とは、具体的にはどうあるべきか?
それは、「会社の中で役に立つ存在になる」ことだと思うのです。
社会にとって役に立つような会社を作るのは、そこで働く人々なわけですよね。
したがって、働く個々人が社会の役に立つには、自社の事業を伸ばしていけば良いわけです。
ということで、個々が働くその職場で精一杯働いて、今以上の価値を生み出す事が、社会にとって役にたち、新たな価値を生む事になると思うのです。
そのためには、個々人が努力しなくてはならないと思うのです。
黙っていても結果はでません。会社任せ、他人任せでは自分の身になりません。
「自らが進んで事にあたる」姿勢が求められているのではないでしょうか?
具体的に言えば「勉強しよう」ということです。
常に自分を磨く事が求められているのです。自らを磨かなければ誰も自分を磨いてくれません。
自分に投資しましょう。そして、一生懸命働きましょう。それは、会社のためにもなりますが、自分のため社会のためでもあるわけですから。
そのような話を年始の挨拶としていたしました。
その後、近所の神社へ参拝に行き、おとそで良い気分に。
翌日からは、13期の仕事が本格的に始まりました。
今期は、相当の努力が必要とされる一年になりそうです。
全社一丸、精一杯の努力をして行こうと考えております。
今年もよろしくお願いいたします。