前回で、「他人からの評価を気にすんなよ!」てな話をしたので、今回は「自分が自分を評価する」ことについて考えてみたい。
「他人からどう見られているか」は気にするのに、「自分が自分をどう見ているのか」には意外に無頓着だったりね。
「自分が自分を見る」なんて、不思議かな?
例えばね、自分の事を他人に話すときには、どうとでも言い訳できるし、ウソもつける。
「俺は中学のときは天才だった!」なんて言ったところで、周りは「へぇそうなんだ」で終わりでしょ、信じてるか、どうかはしらないけど。
他人はだませても、自分自身は天才じゃなかったの知ってるでしょ?
結局「自分は自分にウソはつけない」んだよね。
だからね、本当に大切なのは「他人からの評価」じゃなくて「自分からの評価」なんだと思うわけよ。
他人からの評価よりも自己評価の点数が厳しい、本当はそうだよね。自分ができていないポイントは、自分が一番よくわかってるね。
どこで生きるにしても、自分からの評価を上げる事が大切だと思うわけよ。
じゃあ、どうやって評価をあげるのよ?
まず、自分に妥協しない事なんじゃないかな。
できない理由を探したり、あきらめたりしない事。
そして、一番大切なのは「今の自分をしっかりと受け止めること」なんじゃないかな。
今の自分を受け止めることって結構難しいよね。
だって「あるべき自分」じゃない、欠陥だらけの自分があるわけだから。
それを受け入れるのには勇気がいるよ。
受け入れた上で、じゃぁ何が足りない?もっとどんな努力をすれば良い?って問答するんだよ、自分の中で。
そうする中で、「理想とする自分」が見つかるわけだ。
その理想の自分と今の自分とのギャップがどれだけ少なくなってきたかで、評価できるよね自分でね。
それをするってなると「自分と向き合う時間」が必要になるんだよね。
自分にもそんな時間があった。
ちょうど、20代後半の時期。
いろいろとあった時期だったけど、一人で過ごす時間が結構あった。
そんなときに、「己は何者か?」という問答を常にしていた。
誰に会うわけでもなく、ランニングついでに海辺を走ったりね(ちょっとカッコ良い!!)。
で、どんな自分になりたいのか、をものすごく自問自答したんだよね。
出た結論は・・・、ここでは言わない、恥ずかしいから。
それって、結構自分自身に誓うものだしね。
わかった事は自分は欠陥だらけ、やりたいことも漠然としていた。でも理想とする自分のイメージはできた。
それに向かって努力をしようと思った。それは自分を変える事だと思った。
それからは、様々な場面で理想とする自分を思い出し、自重したり、努力したりした。
結果はわからない。まだ道途中だからね。
これってね、実は会社にも言える事なんだよね。
「自社は何者か?理想はどこにある?」を考えて、ぶれない経営をする。
状況の悪化を周囲の責任にするのではなく、自分達は何ができるのかを考える。
我々の理想とするのは、周囲の変化に惑わされない、自らの力で市場開拓をすることのできる企業。
是非、皆も見つめ直してみようよ。意外と自分の事って知らないよ。
学歴や会社のブランドなんかでは計れない「自分の価値」を見つけられたら、なんかグッと勇気出るよね。
ちなみに、最近の自分がちょっとネガティブになっているのに自分で気づいた!
結局、状況に甘えていた。自己研鑽を怠っていた。
ということで、自らを鍛える意味で、本日「灼熱10キロラン」を敢行。
時間はいつもよりもかかったが、完走。熱中症にもならなかったぞ。
人間、やればできることを自分で確認した。
まだまだ、自分も開発途中だね。