よく「努力は必ず報われる」てな話も聞きますが。
実際はいかがなものでしょう?
何かの記録に挑戦する、何かの試合に勝つ、成績を上げるなど。
人は何らかの目的の為に、一生懸命努力することがある。
そのすべてが報われていたらこれほどすばらしい世の中はない。
現実には努力は報われない事の方が多い。
そして、「やっぱり努力しても結果出ないや!」と言って諦めてしまう事が多いのではなかろうか?
努力のレベルが高いほどその失望感は大きく、目標を喪失してしまう事もあるかもしれない。
しかし、そんな時にはもう一度考えて欲しい。
「努力して得たもの」の事を。
努力をしたことによって得たものが必ずあるはず。
技術、コツ、知識。
そして、「努力をする」という思考、習慣。
「努力をする」のは自分自身にとってはとっても大きな試練であり、自己を鍛えること。
スキル面においては、上達する、身に付く、コツがわかる、しくみがわかる、と言った結果が出ることが多い。
精神面においては、「努力する」という思考の気づきを与え、「努力」を習慣化することができれば、より一層高い次元に自分を持っていくことができる。
そして「努力」という試練に耐えられた自分自身。
自分で自分に試練を課すわけだからしんどい、ウソはつけない。
途中「こんなことやめてやる!」と投げ出したい誘惑に勝ったのだからすばらしい!
「努力する」ことが、結果としては自分を成長させていたことがわかる。
これって「努力する」事の最大の効果なような気がする。
そして努力している事を「周囲は必ず見ている」という事もお忘れなく。
努力する姿は表に出さなくても必ずわかる。
結果が思ったように出ていなくても必ずわかる。
表情や話し方や目つきやそんな諸々の仕草や行動で「努力してる」ってのはわかる。
周囲は努力している事をきちんと認めてくれるはず。結果以上にその姿勢を認めるはず。
自分も新人営業マン時代には相当に苦労した。売れない目標達成できない悩みを常に抱えていた。
売れない新人時代、どうすれば売れるようになるのか?真剣に悩んでいた。
そして、売れている先輩営業マンのスキルをまねて、本も読んで、一生懸命努力した、けれどもなかなか上がらず・・・。
「どんなに努力しても売れない・・・、自分には素質がないのか?」という考え方も頭をもたげ、努力しても無駄か?とも思った。
それでも「努力」を続けることで知識もスキルも上達させる事ができた、そして少しずつ売れるようになり、それなりに売れる営業マンに育っていた。。
もしも、自分には才能がない、といって努力することをやめてしまったら、今の自分は全く変わった形になっていたかもしれない。
結論:「努力はすぐには報われない事もあるかもしれないが、長い目で見れば様々な形で報われる事が多い」だから、努力することを諦めて欲しくはない。
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