例えば、営業マンがお客さんに新しい提案をする時。
良い結果を期待したけど、思ったような結果が出なかったことってあるでしょ?
それを気にしてお客さんに新たな提案をしないことが正しい道なのだろうか?
たとえ結果が満足いくものでなくても、次の提案をする勇気が営業マンには必要なんじゃないかな?
お客さんは、あなたの次の提案を待っていると思う。
特にBtoBのビジネスを行っている企業の営業マン、どうだろう?
企業と企業との取引において、思惑通りにいかない事は多々ある。
いや、むしろ一回で双方の狙い通りの結果が出る方が稀である。
何度かの取引をしながら、お互いのメリットが出る方向を探っていく事の方が普通である。
それを初回の取引で上手くいかなかったからと腰が引けてしまっては、本当の付き合いはできないであろう。
ビジネスは一人(一社)ではできない。常に周囲と関わりながら展開していくものである。
自社の強みを活かそうと思えば、専門外の仕事を外部に任せることは当然であろう。
特に今のような景気が不安定な時代は、外部の信頼できるパートナーに仕事を任せる機会は増えているはずである。
問題は、任せる相手(企業)なのである。
一回や二回の“調整”で腰が引けるような企業と真剣に付き合おうと思う企業があるであろうか?
もしも、失敗したのであれば検証すればよいのである。
なぜ上手くいかなかったのか?どうすれば上手くいったのか?原因分析と対策の検討である。
それが明確になったら「次の提案」である。
繰り返すが、営業マンは「次の提案」を恐れてはならない。
お客さんは「次の提案」を待っているはずである。
今の時代はどんな業種であろうとチャレンジしなければ生き残れない。
すべての経営者はチャレンジする場面を探している、と言っても過言ではないはず。
だから、営業マンは「次のチャレンジ」を提案するのである。
お客さんは「将来の期待にお金を払う」のである。
次のチャレンジでお客さんと一緒に満足を勝ち取れば良いと思うが、いかがだろうか?
個人もそうだと思う。
過去をどんなに後悔しても、過去は戻ってこない。お金で取り返すこともできない!
だから、未来に期待する。
今の自分の状況を嘆いてもしかたない。
これからをどうするのかを考えるべきだと思う。
将来に期待するから、自分にお金をかけるんでしょう?成長のためにね。
ビジネスも個人の生き方も営業マンも、過去に縛られて臆病になることはやめた方が良いと思う。
そんな主張をしてみたくなった晩秋の候。
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