他人と話をするのは難しい。
世の中が複雑になっているからなのか、最近他人とのコミュニケーションが難しいと感じる事がある。
なんてことない?
そんな時は「傾聴力」を磨いてみたらどうだろう?
傾聴=相手の話を真剣に聞くこと。
相手の話を真剣に聞く「力」を身につけてみてはいかがだろう?
同じ会社で一緒の仕事してると「まぁこれくらいの事はわかってるよな」とか「言わなくてもなんとなくわかるじゃん」って感覚で仕事を進めていることない?
そのままで仕事が進んでいくと・・・。高い確率で悲惨な結果が待っているでしょ?
ましてや、相手がお客さんだともっと悲惨な結果が待ち受けるね。
「このお客さんは、こう考えているはず」「これだけの結果が出ているからお客さんも満足だろう」などと、勝手な思い込みや推測で仕事を進めることがどれだけの悲劇を生んできたか・・・。
これ実体験ね、自分も若い頃、傾聴が苦手だった。
これらの事は「傾聴力」を磨く事で随分と良い方向に向かうはずなんだよね。
じゃあ傾聴力を磨くにはどうすれば良いのか?
まずは、相手に関心を持つ事だと思うんだよね、社内でも社外でも。
社内であれば、相手の仕事内容や状況に関心を持つ、相手の仕事に対する考え方も理解しようと努力をする。
社外であれば、相手の事業内容や市況をきちんと理解する、また担当者の仕事に対する考え方や方向性までも理解するように勤める。
「そこまではできないよ!教えてくれないし!」なんて声が聞こえてきそうだな・・・。
じゃあ聞くけど、自分が相手に対して真剣に関心を持っていることをきちんと伝えたことあるかな?
「私はあなたの事を真剣に知りたい!」や「この仕事を本当に良い形で完成させたい!」という思いを相手に伝えなければ、相手だって真剣に向き合ってはくれないでしょ?
もちろん、そうは言っても相手も人間だから「そんな事良いんだよ、ほっといてくれよ」という事もあるであろう。
そんなときはどうするか?
自分なら、そんな時には「放っておく」ことにする。
それが、社内でも社外(お客さん)でも。
だって、こっちが気持ちを伝えて一緒にやりましょう!って言ってるのに「ほっといて!」だったら相手にしても仕方ないでしょ?
他にも自分の事を理解してくれる、必要としてくれる相手(人、企業)があると信じてね。
誤解して欲しくないんだけど、自分の思いが伝わらない相手を無視するってことじゃないよ。
こっちの真剣な思いが伝わらない相手とは、それなりの付き合い方をすれば良いかな、と思っているってことよ。
無視はしないけど深入りもしない関係ってとこかな。
だから、傾聴できる相手とはがっちり組んで良い仕事をしたいよね。
傾聴にはスキルがあることも事実で、傾聴の仕方を教わる各種講座もたくさん開講している。
なので、スキルを磨きたい人は講座を受講するとか本を読んでね!
自分が言いたい事は、まずは気持ち(マインド)だということだよ。
でね、冒頭の話なんだけど、今の時代はコミュニケーションが難しいんじゃないんだよね。
相手の立場や思いをきちんと理解しようとしてないから上っ面の関係になっている。
だから、真のコミュニケーションができないだけなんだよ。
相手の事を真剣に知りたいと思う気持ちを持つ事と、聞く努力をする事。
そのことが今の時代に良い仕事をする条件だと思うが、どうだろうか?