忘年会ライブ開催。12月10日金曜日。
昨年よりもパワーアップ、出演7バンド、2セッション。
16時からサウンドチェック。18時半スタート。
1部はバンド合戦、4つのバンドが1曲づつ演奏し審査員が採点する。
麹町貴族、りんりんズ、敦っちゃんといっしょ。、まめっちズ
初めて楽器を手にする人もいるなか、演奏面でも衣装面でも創意工夫をして観客を魅了した。
演奏後のお笑いトリオ「富樫しげおと仲間達」は久しぶりのステージ。
結構笑えた。いや、面白かった素直に。3人ってよいね、これからもまたよろしくね。
2部は、セッション。
ハープとピアノのデュオでドリカムの曲を演奏したり、ピアニカを中心にしたJazzコンボをやったり、フージョンバンドがあったり、東京事変の曲をやったり。
しっとりから盛り上がりまでお客さんも盛り上がっていたかな?(演奏者だからよくわかんない!)
3部はディスコバンド。
70年代から80年代初期のディスコナンバーを6曲演奏。
恋はあせらず、君の瞳に恋してる、Got be real、Le Fleek、September、Play that funky music。
どれもメジャーなダンスナンバー、バブル世代にはたまらんだろう?
今の20代にもしっかり受けてた、総立ちのライブは久しぶり!
22時までの3時間半、最後は総立ちのディスコパーティ。
大盛況の忘年会だった。
思えば、2ヶ月前から準備を始め、各バンドの練習日程を決めたが、皆なかなか練習を始めない。
11月に入り、やっと本格的に練習を始める。
大丈夫かいな、と思っていると案の定、あちこちで「間に合わない・・・」との声が。
しかし、ケツに火がついた当社メンバーの力はすごい!
バンドごとに自主的に練習スタジオに入ったり、楽器を自宅に持ち帰って自主練習したり。
12月に入ってからは、7時半になると会議室から音が流れる状態に。
結局全バンド本番に間に合い、最高のパフォーマンス!
みんな、素晴らしかったよ!
1部のバンド合戦。
個人的には大好きなのは男子バンド、りんりんズ。荒削りだけど魂が入ってた。もっと練習したら、かなりいい感じになると思う。
優勝は「敦っちゃんといっしょ。」
女子のみで構成されたバンド。
自分は今回、あなた方に教えられた。
正直に言うけど、本当に間に合わないと思った。
特にGの二人は、初心者でもあるし代役をたてる事も考えた。
しかし、あなた方はやりきった。本当に努力をしたと思う。
早い段階で演奏ができるようになっていた2人は、根気づよく見守ってくれていた。
皆の気持ちが今回の優勝に繋がったんだと思うよ。
演奏後の皆さんからのメッセージは、そのままこちらからあなた方に言いたい言葉だよ。
どこのバンド、グループも、最初の練習では「大丈夫か?」と言う感じなのに、最終的に素晴らしいパフォーマンスを見せられるようになってる。
それって必ずやり遂げるという強い気持ちと努力を惜しまないその姿勢があるからなんだよね。
実は、今回は準備の段階から感謝したいことがあった。
この忘年会企画は自分と経営企画室とで進めていった。
年末の忙しい時期に練習や準備を行うには、やはりトップ自らが動かないとやりにくいかな、という思いからそうしたのだが。
これが、思った以上に大変で。練習スケジュールからライブハウスとの打ち合わせから。
そんな中、少ないスタッフで頑張ってくれた経営企画室のメンバーには感謝。
時に、イラッとして感情的になったり愚痴ったりする自分を諌める役割を担ってくれたり。
なかなか練習を始めないメンバーを催促するように、自ら率先して練習の準備をしてくれたり。
衣装や小道具まで気が回らなかった自分をしっかりとサポートしてくれたり。
演奏面でも初めてチャレンジする楽器なのに、しっかりと暗譜してミスのない状態にまで仕上げている。
最初の企画がうまくいかなくても決して諦めない、その姿勢には本当に感動した。
最後まで自分を信じて付いてきてくれ、気遣ってくれた、本当にうれしかった。
一番盛り上がっている最後のディスコナンバーを演奏している自分は、総立ちの会場を眺めながら、本番までの出来事や皆の努力を思い返して、一人感動していた。
終演の挨拶や後片付けをしている時にも、本番が成功してよかったという思いもさることながら、自分の事を信じて一緒に頑張ってくれた人達への気持ちが先走ってしまい、一人感傷的になっていた。
場所を移しての二次会でも、結構飲んでるはずなんだけど酔わない。
ただ、自分の感動をなんとか伝えようと語ってた。感情が収まらなかった。
結局朝方まで飲んで歌ってた。
それで、翌日。
なんで、あそこまで感情が高ぶっていたのか、を振返ると。
本番までの過程が去年以上にいろいろとあったからなんだろう。
いや、でも本当に感情が動いたのは、
これだけ頑張って成果を出す事ができる社員がたくさんいるという事が実感できたこと。
そして、パーティに参加いただいた外部の方々の言葉。
皆さんに「良い会社ですね!」と言われる。その言葉にドキッとした。
「良い会社」と思われたのはうれしい。
しかし、当社はイベント運営会社ではない。
どんなに素晴らしいパーティができても、社会的には「良い会社」とは言えない。
本来の事業の成果を出す事で、社会的に「良い会社」と言われなければならない。
努力して成果を出す事ができる社員を抱える「社長」として、本当に「良い会社」を創れているのだろうか?
そこに気づいていた。
だから、心が「ざわざわ」していたんだと思う。
メンバーが期待しているほどの場を自分は提供できているのか?
本当はもっと挑戦したいと思っているのに、その場を提供できていないのではないか?
そう思ったら、もっと自分を鍛えなければならない。
会社、事業を成長させるためには、自らが成長しなければならない。
メンバーは皆、努力すれば必ず結果を出せる人達なんだから。
皆の期待に答えられる経営者であり続ける努力を忘れてはならない。
今年の忘年会は、本当に考えさせられる、感動的なものであった。