年頭に「今年こそはこれをやるぞ!」と目標を決める人いるでしょ?
でも、年末になると、「やっぱり今年もできなかったね、しょうがない」なんてことあるでしょ!
皆、どこかで経験することだね。
仕事でもよくあること。
年間目標、Q目標、月間目標。個人目標、チーム目標、部門目標、全社目標、それぞれ設定する。
そのすべてを達成できればすばらしい!
が、現実にはそうはいかない。どっかで何かが未達成になったりするもんだ。
そんなときに達成できなかった人や部門はどう思うのだろう?
「しょうがないよね」「全社でも達成できてないんだから」「自分達の責任じゃないでしょ?」こんな思いが一般的でしょ?
その背景には「頑張っても出来ない事はできない」「無駄な努力はしたくない」「誰かがやってくれるんでしょ?」という考え方。
決めた事を最後までやりきる意欲。なんとしてもやり遂げるんだという強い気持ち。今、これが足りないと思うんだ。
そういった意欲や気持ちが無くなってきたのはなぜなんだろう?
やりきって達成した経験がないからなのか?それとも達成後のメリットを感じることができないからなのか?
子供の頃に誰もが経験があるでしょ?100点満点のテストで98点を取ったときの感覚。あと2点で100点だったのに!ここを計算ミスしなければ!ちくしょう!みたいな感覚。
くやしいでしょ?悔やまれるでしょ?「次こそは!」って思うでしょ?だって、98点で満足する人はいないはずだから。
その感覚を持って欲しいんだよね。仕事にもね。
当時100点取ってどんなメリットあった?親に褒められた?(我家はテストの点数で褒められた事はなかったが)何かもらえた?
メリット云々より、満足感や自信を持つ事ができなかった?
そして「次もやったる!」的な意欲。だから次も頑張って100点取ろうと思ったでしょ?
そんな気持ちを持てていたよね?
「テストは自分の為だから頑張ったよ」と思っている?
じゃあ、仕事は誰の為にやっているのかな?
会社の為?部署のため?いやいや、そんな訳はない!
仕事は自分の為にやっているはずだよ。生活の為と言ってもそれは結局自分の為でしょ?
目標を達成することは「うれしい、楽しい」「自信、プライドが持てる」「次も!という意欲が持てる」
だから、目標達成を目指して行動する事は、自分自身の満足、自信を持つ為でもある。
それに目標達成するまでの努力によって、人も組織も確実に成長することができる。
高い目標ほど今の自分では達成できない。成長した自分でなければ成長できないから。
更に仕事で100点取ると、上司が褒めてくれる。
なぜか?それは部門にとっても大きなメリットになるから。チームの仕事を予定通りに進ませることができる。そして他のメンバーに良い影響を与えることができる。
給料も上がるよね?周りからの評価も上がる、良い事尽くめだ!
自分も営業マン時代は、この周りからの評価が欲しくて目標達成に拘っていた気がするね。給料も上がったけどね!
だから目標達成を目指そう!足りないスキルは勉強して補えば良い。
その時に得たスキルは一生ものだ!知識とスキルはあなたから逃げたりしないよ。だから頑張って身につけよう。
ちなみに目標達成というのは営業数字の事だけを言う訳ではない。
営業、制作、事務系含めてすべての領域においての目標をさしている。
それぞれの部署で設定されている目標を達成すること。それが求められている。
自分が立てた目標をしっかりと達成すること。
全社目標の達成は、各人の個人目標の達成の結果である事を忘れて欲しくない。
今期のビジネスが始まった。お互いの達成を歓び合う、すばらしい期末を迎えよう。