先週金曜日、新しいMacがやってきた。
「MacBookAir 13'」。
薄ーい奴です。軽いです。そして速いです。
人間としてはどうかと思われる形容詞は、パソコンでは最高の褒め言葉。
MacBookのAirは、薄くて軽いけどメインマシンとしてはどうだろう?と思っていた。
が、先日実機を見に行き店員さんに説明を受けて、決断した。
この休み中ずっと使ってる。
結論、これ良いね!
立上がりもシャットダウンも速い!超速い!アプリの立上がりも良い感じ。
そんでもって軽いから、気分次第でどこにでも持ち歩ける。
無線LANの環境だったら、自分とこいつがいる場所が書斎になる、そんな気分だ。
ちなみに、金曜日にフル充電して、自宅でバッテリー稼働させてるけど、ものすごく持ちが良い、これも特筆できるね。
自分にとって、このAirはMacのノート型としては5台目。
最初はPowerBook150。その後Duo280c、Powerbook2000、MacBookPro15'と変わっていき、今回のAir13'だ。
自分が会社を立ち上げて、最初に投資したのは、PowerBook150だった。
当時は本体だけで20万円以上したし、ソフトも入れると40万円以上の高額な投資だった。
それでも、こいつから事業を生み出すんだ!という思いが強くあった。
独立したてでまともにお金が入ってこない状況なのに、思いだけで買ってしまった。
だから、とっても大事にした。
結構重かったけど、毎日自宅に持ち帰り、用もないのにしょっちゅう立ち上げてた。
そのマシンでどんな企画書を書いていたかは忘れたけど「何か特別な事」ができそうな、そんな雰囲気を持ったマシンだったな。
その後、いろいろな節目にマシンを変えてきた。
飯田橋に引っ越した時期、パセリを創業したとき、企業15年目のとき、そして今回。
新しいMacをパートナーに迎えてきた。
そう、自分にとってMacは、パソコンというよりもパートナーなんだろうね。
Apple商品も好きで、初代iPodも即購入した、今でもiPodはいくつも持ってる。
iPadも買ったし、iPhoneも2台目だ。
結構マニアかな?
だから先週のステーブジョブズが亡くなったニュースはショックだった。
ちょっと落ちた。
もう、あんなエキセントリックな商品は出ないんだろうか?
それとも、彼の意思を継いだメンバーがもっと刺激的な事をするのだろうか?
もしも、後者だったら、この天才は人材育成の天才でもあったということだろう。
彼の2005年のスタンフォード大学でのスピーチ、あまりにも有名になったセリフだが「ハングリーであれ、愚か者であれ」はすごい。
何かに成功しても、それで良しとしない。
常に挑戦する人生であるべき。
失敗をする愚かさを恐れるな。
他者から愚かと評価されても、自身の信念を曲げるものではない。
これは、経営者としてはとても重く、そして忘れてはならない言葉のような気がする。
ジョブズという人は、信念を具現化する天才だったのかもしれない。
普通の経営者だったら、あそこまでマーケットメイクのできる商品を出すのにはためらいを感じるはずだ。
にもかかわらず「どうだ、世の中はこう変わるんだ!」という強いメッセージが商品からも伝わる。
そして、その通りに時代は変わっていく。
信念と理念を持ち続ける、強い気持ちが経営者に必要だ。それがあれば世の中は変えられる!
その通りだね、がんばろっと。