土曜日、久々にライブに行った。
XYZ→A、K高のバンド。
1年半前に彼の25周年ライブに行ったが、その時は出演者多数でステージが遠かったが、今回は単独ライブで比較的小さめのハコ、ステージが近い!
開演前からお客さんは一杯。
ロックのライブにしては年齢層が高いのがこのバンドの特徴か?
開演一発目、自分の一番好きな曲からスタート、テンション上がるー!
N井原さん(出せよ、名前ってか!)のVo.はやっぱ最高、MCも面白い、テンション、アゲアゲ!
このバンドの曲は全部知ってるから、どの曲でもノれる!
3時間のライブはアッという間だった。
にしても、3時間のオールスタンディングはこの歳にはちとキツイな。
いやいや、そんなこと言ってる場合ではない。
このバンドのメンバーは、皆年上の方々だ、(K高は同級生だが。)その方々が3時間演奏するんだよ、ハードロックだよ。半端なロックじゃないんだよ。すごいことだよ。立ってるだけの我々がシンドイなんて失礼だ!
N井原さんなんて、当日ぎっくり腰やってるにも関わらず動きまくってたよ。
良かった!楽しかった、本当に。
終演後、バックステージパスをいただいているので、楽屋におじゃま。
なんと、バスローブ姿のK高が・・・(あれ、これ書いちゃいけないんだっけ?)
「よ、お疲れ」てな感じで同級生会話スタート。
彼はステージ終わりでテンションMAX状態、自分もテンションアゲアゲ(もういいって!)での会話なのでわけわからん。
2ショットの写真も撮ったけど、このブログが炎上すると困るので。掲載やめとくわ!(笑)
でも、アルバム全部持ってて、良く聞いているよって言うと冷静にこんな風に言った。
「あのね、それはお前が俺と一緒に同じ風景見て、同じ音聞いてた時のノスタルジックもあるんだよ」
ふうん、なるほどね。そんなもんかねぇ。
で、こっからは自分がK高に感じたことね。
ステージでの彼は「ギターリストのカリスマ」だよ。うまいし、ギターの音は最高だ。
彼の作る曲も好きだな。ノスタルジーもあるのかな、やっぱり。
でも彼のMC聞いていると、危うさを感じるんだな。なんというか「ピュアすぎる」危うさ。
彼は本当にロックが好きだよ。音楽で生きてる。間違いない。
その感覚が数十年前に、我々が高校生だった頃のまんまなんだ。
あの頃から心が変わってない、というかもっとピュアになってるかもしれない。
そのピュアさが、世知辛い世の中で傷ついてしまう危うさを感じてしまう。
彼は生き方がロックなんだ。軸がぶれない、曲げない、こだわる。
だから良い曲ができるんだと思うんだよな。
アーティストの、そしてロックの魂を感じさせてくれる一夜だった。
別れ際に、今度飲もうよ(でも、彼は禁酒中なので飲めないが)と言いつつ帰ろうとしたら、自分と一緒に楽屋に来ていた当社のメンバーに向かって「みのるをよろしくお願いしますね!」なんて言ってる。
おいおい!俺にしてみればお前の方が心配なんだよ!
言わなかったけどね。