他人から受ける刺激は、常に新鮮である。
当社が発行するクライアント向け情報誌「季刊パセリ」。
年に4回発行する小冊子だが、取り扱う内容は大きい。
前回は「マネジメント」そして今回は「マーケティング」。
その中でも「スマホ普及とSNSについて」という先端なテーマ。
誰から話を聞こうかなぁと思い悩んだ挙句、スクール業界以外の方々の話も聞いてみようということで、それぞれの専門家や活用事例を聞きに取材をお願いした。
皆さん、主旨理解していただき快くご協力いただけた、感謝。
一社目、大手情報系企業トランス・コスモス社の事業マネジャーに取材。
当社にしてみれば、取引先でありパートナーシップで仕事を進めている企業。
そのデジタルマーケティング事業責任者の話。
鼻っから刺激的な話だった。(詳細は季刊誌の完成を待たれよ!)
自分達が感じていた以上に世の中の状況は変化していて「おっとちょっと遅れてるか?我々」なんて危機感を持ったりして。
多少の極論はあったが、社会の変化は確実に始まっており、我々のような企業はその変化をうまく活用して自身の優位性を高めなければいけない。
スマホの普及は単なるデバイスの変化ということだけでない。
ネット社会のあり方、更には社会生活の一部分を確実に変化させる出来事なのだと言う。
実際、携帯電話が一般化したこの十数年で生活は変化したし、新たなビジネスが数多く産まれた。
スマホが普及していくことは間違いのない将来であり、そのような世の中でまた新たなビジネスが産まれるのだろう。
場合によっては衰退するビジネスもあるのかもしれない。
時代を予見する能力も大切だとつくづく感じさせられた。
二社目も取引先で、アライドアーキテクツ社。「モニプラ」を展開していてSNSを上手に活用している若い会社だ。
SNSを広報活動でうまく使う方法をお聞きし、学びの市場でのうまい活用方法のアイデアを情報交換しながら、いろいろと勉強させてもらった。
SNSのパワーって自分たちが思っている以上に増していて、マーケティング領域では無視できない存在であることを再認識した。
三社目はクライアント、デジタルハリウッド社。言わずと知れたデジタル系スクールの第一人社。多くのプロフェッショナルを世に排出している、デジタル系プロフェッショナル養成スクールである。
そこでは、スマホに欠かせない「アプリ」の今とこれからという話をお聞きした。
現状では「アプリ」でビジネスするならゲームアプリを開発することだと言われているが、そのような状況は長くは続かないだろうというのが、デジハリ社も我々も意見は統一するところ。
「アプリ」は新たなビジネスのきっかけでしかない。その先のビジネスモデル無くして単なる「アプリ開発」でビジネスになる時代は長く続かないであろう。
創業から変わらないデジハリ社のコンセプト「ビジネスのプロを創る」はやはり尊い。いい話が聞けたなぁ。
今回は三社の取材で紙面はお腹一杯状態になるだろう。
次回には更なる情報収集をしようと考えてはいるが、何しろネット業界でも最先端の領域なので事例が少ない。
様々にアンテナを張りながら協力をお願いするしかないな。
それにしても、先の見えない領域の仕事をしている人って、なんであんなに元気で前向きなんだろうね。
先が見えないから不安だろうし、周囲からも容易に理解されないだろうに。
それでも先頭に立って走っていられるのは、自身の役割を認識しているからなのかな。
先頭を走る人には、そこでしか見えない景色がある。
たとえ失敗しても、見えた景色は自分にとって大きな財産になるはずだ。
評論家には絶対にできない技だがね。
コメント