今日は足立区で五色桜マラソン。
第一回ということだし、故郷だし、中学生の頃のマラソン大会コースだしで参加。
駅伝大会で4人1組。一人5キロ。
我が社のチーム「パセリRC」は男女混成で参加。
「One40」というカテゴリー、参加者に40代が一人いればそうなるらしい・・・。
荒川土手の河川敷に集合、扇大橋から鹿浜橋まで行き折り返し5キロ。
当初はもっと緩い大会かと思いきや、なかなか皆さん本気モード。
120組が参加。
自分は第三走。
第一走者のスタートを見送り、少しずつテンションアップ、ウオーミングアップ始める。
それにしても風が強い。土手は砂埃まみれ。
第二走者からタスキを受け取る。
さてと、やりますか。
折り返しまではフォローウィンドー、最初の1キロは想定よりも速い「おっと、やば!」ペースダウン。
鹿浜橋の折り返し。
急にアゲインストの風、そして気温の上昇。
向かい風と暑さで一気にテンションダウン。
しかし、「俺を待ってる人がいる・・・くじけるわけにはいかない!」と思うと底知れぬ力が湧いてくる。
駅伝はこれが面白い。
通常のレースでは待ってる人はいない、個人の戦いだから。
しかし、駅伝は繋ぐタスキがある。
自分の存在はチームの中の一つだ。
自分が「暑いからいいや、しょうがないでしょ」なんてあきらめたらチーム全体の問題になる。
「チームの為になりたい、役に立ちたい」その気持があるから頑張れる。
暑くても、風が強くても、前に進もうという気持になる。
これらの姿を走らない人達はどうみるのだろうか?
「なんでこんな砂埃舞い上がる中走ってるんだろう、ばか?」
「あんな風に一生懸命走ってるのは、誰かに言われて仕方なくやってるんだよ、きっと」
「あんなに頑張ってるんだから、参加賞もっと良いものあげればいいのに」
かな?
走る事が趣味の人達はそんな事は考えないし、報酬も望んでいない。
ランナーなら、そんなに苦しい思いをしても少しでも速く、遠くまで走ろうとする。
それは誰かに強制されたわけでも、何かのご褒美が欲しくてやってるわけではない。
自分の為なんだ。
走る練習を続けると、昨日よりも速く走る事が出来る、遠くまで走る事が出来る。
それは年齢男女関係なく体感できることだ。
自分との戦い、限界への挑戦。
少しづつでも成長している自分に感動する。
これは走らない人にはわからない。
もしも誰かに強制されていたり、報償を期待しているのであればランニング人口がここまで多くなるはずがない。
そんな事を考えながら走ってた。
苦しいながらもなんとか乗り切り、アンカーにタスキを渡す。
アンカーは、S女史。
やはり速いね、うちのエース。
無事全員ゴール。総合タイムと順位はまだわからないけど、どうだろう?それなりにいけたんじゃあないかな?
今回の当社クラブは1チームのみの参加だったけど、次回は数チームでやっても面白いかもなぁ。
でも最近、会社のランニング熱はそう高くはないから難しいかな・・・。
今日走りながら考えたことの復習。
ランニングと仕事って似てるんだな、と駅伝ってチームワークだなって事。
「自分の成長の為に仕事をしてる」
「チームに役立つ仕事を共有したい」
せっかくやるんだから、そんな風に考えられると良いよなぁ。