土曜日の朝、8時の「あまちゃん」に間に合うようにやっとこ起きる。
ー気もちワル!ー
今日も二日酔いの朝だ。
ー今週は2回目だ、懲りないよなぁー
昨夜のイタリアンはいい店で、店員さんがグッドで、ワインが美味しくて・・・。
そうだ、ワインだ。
ワインはいけない、二日酔いになりがちだ。
それも食べないで飲むと最悪だ。
火曜日もそうだ、ワインだった。
翌日二日酔い。
いや、ワインが悪いわけではなかろう。ワインに罪はない。
飲み過ぎるのがいけない。
はぁ〜
自分の二日酔いの症状はこうだ。
朝、気持が悪くて起きる。
すぐに薬の助けを求める。
コンビニでソルマックかキャベジンだ。
多少スッキリする。
会社に到着する頃には頭痛が始まる。
そうなるとバファリンだ。
こんな状況で午前中に打ち合わせがあると大変だ。
脳みそがアルコールに浮いている気分なので、テンションがおかしい。
メンバーからも容赦ないツッコミが来る。
しかし、意外と良いアイデアが出る。
昼飯は辛いものが良い。
カレーや担々麺は二日酔いに抜群に効く。
なんとか午後の仕事は耐えられる。
問題は夜だ。
二日酔いなんだから飲むなよ!
そう思う。しかし、飲む。
二日酔いだからこそ、飲む。
いや、毎晩飲んでる。
それで、速効寝る。
翌日スッキリである。
何だ!この廻転は!
あまりにも毎日酒を飲むので、なんで自分たちは酒を飲むのか?を議論してみた。
すると、いろいろな出てくる。
ー本音がぽろっと出るから飲むー
人間、酔うと心の箍(たが)が外れてしまう。
「ここでなら何言ってもいいかな」なんて勝手に自由を感じてしまう。
この感覚が心地よかったりする(危ない!)
しかしそれは、遺恨を残す問題に発展するケースもある。
自分はこれで何度やらかした事か!
その度に「二度と酒なんて飲むか!」と思うのだが、その誓いが1日だって持続した記憶がない。
ー皆と一緒だから飲むー
もちろん、家で一人飲みもするが、圧倒的に数名で飲む事が多い。
酔いがまわってくると、日頃聞けないぶっちゃけトークで盛り上がる事が多い。
そう、この盛り上りが好きなんだな。
皆で酔っぱらうという集団心理というか、一体感が良いんだろうね。
ただ、これも過ぎると喧嘩になったり泥酔者を作るというリスクがあるが・・・。
ー緊張状態から解放される為に飲むー
こう見えても意外に毎日いろいろと考える事が多い。
特に市場環境が変化している時は経営者として考えることは多岐にわたる。
飲まずに帰宅すると、恐らくすんなり眠る事はできない。
ーちなみに、現状では資金繰りで悩んでいるわけではないので周辺の皆様ご安心を(笑)ー
という事で、どうしても酒の力を借りて緊張状態から自身を解放させてやるしかない。
などと理由はいろいろとあるのだろうが、結局好きなのである。
でも、そんなに強くない。それに最近ではすぐに眠くなる。
二日酔いになるまで飲むのは控えた方が良いに決まってる。
そういえば、来月は血液検査もある。
「来月の血液検査が楽しみね、今年は夏が暑かったし、ビールも美味しかったからねぇ」
と、言った時の看護師さんの目。
「これからは少し控えよう」と決意するには十分なほど怖かったなぁ。