今週金曜日で今年の通常勤務は終了。
事業部によっては29日までやるようだけど。
毎年思うね「今年は早かった!」
11月ぐらいからバタバタ。
いろいろあったなぁ、今年。
パセリは12月決算だから17期が終わる。
今年は1月から大変だった。
「学び」業界の不調。
兆しは前年からだが、一番活況であるはずの1月が振るわない。
各スクールからも「なんとかしてほしい」という声。
そんな中4月増税。
不調の業界にさらなる追い打ち。
増税しても消費者の給与はあがらない。
可処分所得が減ってしまい入校する人が減少。
流れは秋口まで続く。
今年は「学び」の業界に追い風が吹くことはなかった。
そんな中で生徒数を落とさず、業績好調のスクールがある。
それらのスクールが共通して実践しているポイント。
『他の真似をしない』
「ほかのスクールでやってる講座をうちでも」や「誰にでも受けてもらえる講座を」という発想では生徒が集まらなくなっている。
風がないのであれば「風を起こす」努力が必要だ。
そのためには「独自の目の付け所」が大切になる。
「資格を持っている人だけが通える講座」や「海外の資格が取れる講座」などは「目の付け所」であろう。
それらが「新たな風」を起こしている。
これらの流れはスクールに限った流れではない。
我々自身も「新しい風」を求められる年となった。
「学び」業界が不調な中、業界全体を盛り上げるためにと3月にリクルートライフスタイル社の学び事業部と提携し、講座情報を掲載。
半年以上経過した現在、双方にとって良い提携であったと思える結果が出てきている。
7月には当社の「集客スキル」を水平展開するために明治安田生命グループとの提携により「介護施設検索」領域に参入。
大きな結果はまだこれからだが、こちらも少しづつ効果が出てきている。
我々がもし「他社がやってないから」「前例がないから」と言って施策が後手に回っていたら、これらの手段は取れなかった。
「新しい風」は提携だけにとどまらず広告商品の見直しや体制の変更にも及ぶ。
これらはすべて前例がない施策。
前例のないことも難しさというのは「見本」がないことだ。
自らが切り開かなければならない世界がそこにはある。
高度成長期が終わり、金融資本主義が終わり、欧米中心の経済構造が変化している現在。
『カオス(混沌)』
新たな仕組みというのが現在模索されている。
過去にあった「ロールモデル」では乗り切れないことが増えている。
一人一人が「クリエイティブ」に仕事に取り組まないとこの混沌から抜け出せない。
「創造と検証」を高速で繰り返す。
「新しい風」がもたらす効果とは組織的な意識改革であった。
この一年間はこの事に終始した。
まだまだ浸透しているとは言い切れないが、来年以降も愚直に続けていきたい。
そうでなければ新しい時代で生きていくことがでないと感じている。
さて、最後の一週間きっちりと締めましょう!