プロの仕事とは何か?
「言い訳しない」
「納得できるものを提供する」
「できない事は引き受けない」
であると思う。
久しぶりに仕事で「ダメだし」
恥ずかしながらの完敗。
「テレビ番組制作」の話。
急遽決まったBS11の山口義行先生の番組制作。
脚本とロケ収録の仕事。
時間はなかったし、テレビ番組の脚本をやってるメンバーではなかった、さらに制作チームの陣容もよく分からないままに取り組んだ。
言い訳はいくらでもある。
でも結果としては「最悪」の部類の仕事になってしまった。
もちろん先生からもお叱りをいただく。
当たり前だ。
先週反省会と共に次回以降の体制について打ち合わせた。
次回こそは挽回すると心に決める。
それにしても。久しぶりに仕事で「凹んだ」
会社にいた頃や会社立ち上げ当初は仕事の失敗や上司や取引先から叱責されることはあったし、それなりに凹んだ。
その度に「次回は絶対に見返してやる!」と思い自分に力を付けた、努力もした。
その事で周囲にも認められるようになったし、一端の「プロフェッショナル」になっていった。
経営者になって20年以上経ち、事業はメンバーに任せられるようになった。
マネジャーやリーダーがしっかりと責任持って事業を推進してくれている。
自分がお客さんの前に出て行って謝罪したり叱られたりすることもほとんどなくなった。
しかし、テレビ番組制作の仕事は自分が責任者だ。他に頼れる人はいない。
先生は自分に「プロ」として任せてくれた。
それに応えられなかった。
責任は重いのである。
金額やスタッフの責任ではない。
請け負った以上、納得のいく仕事をしなければならない。
できないのであれば最初から受けるべきではないのである。
穴があったら入りたい心境とはこういう事を言うのであろう。
必ずリベンジするのだ!
それでも・・・、ちょっと嬉しいんだ。
他者に頼られる事って嬉しい。
「自分にしかできない仕事」
「ビジネスマン」の感性は未だ消えずに残っていた。
「次回は絶対に見返してやる!」
の感情は昔と同じように燃え盛っている。
・・・もういいおっさんなんだから、そろそろ落ち着いた方が良いと思うんだけどなぁ。
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