シルバーウィークが終わり、さて仕事って時に「風邪ひいた」
今回のは「咳」が止まらない風邪。
咳で声が完全にやられている状態で金曜日にネットラジオの収録。
ゲストを迎えているし、配信は今度の月曜日だし収録日を変えるわけにもいかず。
ってことで、いつもと違う声でラジオやってます。
天候も不順だから仕方ないのかもしれないがこんなに風邪が長引くことはいままでなかった。
やはり免疫力も落ちているのか・・・。
今の自分の状態を知ればもう少し用心したのかも・・・。
そこで考えた。
体のことだけじゃなく、人は自分自身をどこまで理解しているだろうか?
10代の頃は自分のことを理解するなんて程遠い状態。
20代になって社会に出ると自分が大したことないことを理解する。
「もっとできるようになるはず」と可能性を信じる。
どちらにしても30代半ばには概ねの能力がみえてくる。
自分がナニモノかを理解する。
何が得意で何が苦手。どんなことに情熱を持てるのか、持てないのか。
性格や友人、周囲の環境。
自分を取り巻く様々な事象から自分というモノを客観的にみてみる。
すると「俺ってこんなヤツじゃん!」ってわかる。
わかると生きることが大分楽になる。
苦手なことはやっぱり苦手、必要最低限のことはやるけどできれば避けたい。
情熱の持てないことに注力することは時間の無駄。
性格は多分変えられない。
周囲の環境は何度かの変化の後、だいたいが落ち着いてくる。
そうして「一人では生きられない」という現実を知る。
人間は一人では生きられない、生活でも仕事でも。
誰かと共に生きるしかない。
結局は苦手と得意をうまく組み合わせてチームで生きていくしかできないのだ。
そのためには「自分のできないこと」をしっかりと認めること。
できることや得意なことは自分で言わなくても周囲には見える。
苦手やできないことも周囲からは見えている、しかし己で認めることはなかなかできない。
認めてしまうと「楽」になる。
必要以上に頑張る必要がなくなる。
できない部分は「他人」に頼る。
頼ることも一つの能力。
てなことを考えるようになったのは40代になってから。
今ではできないことをはっきりと「できません」と言うようになった。
たまに無茶振りしてくる「Y先生」には無力だけどね。