週末、数十年ぶりにJリーグの試合を見に行った。
レイソル教のJ君からの誘いについに負けて”イエロー軍団”の応援をすることに。
日立台というグランドに来たのは初めてだったけど、綺麗だしピッチが近い!
”白熱ステージ”と呼ばれる熱狂的?応援団の中で観戦するゲームは予想以上に面白かった。
昔(Jリーグ創設の頃)観戦に行ってたけど、応援歌も選手ごとのエールもなかったような気がする・・・。
その頃は”カズ”全盛期で武田や柱谷、リトバルスキーなどが現役でプレイしていた頃だ。
ボールが飛んできそうな場所で見るゲームは迫力があったし、応援団の声やジャンプ?も圧巻だった。
対戦相手の”赤の軍団”はアウェイとは思えない声と圧力があった。
開幕試合とあって、選手達もまだぎこちない感じ?(監督も選手も大幅に変わったらしい)
それでもぶつかり合ってせめぎあっている姿はやっぱりプロだね。
結局試合は赤(レッズ)の勝利。
レイソルも1点入れてるし、惜しい場面は何度もあった。
その度に応援席からはため息と罵声が飛ぶ。
それでも選手達は前を向いて試合を続ける。
決して言い訳はしない。
まぁ当たり前といえばそれまでだが「もし、お前がもっと前にボール出してたら入ったのに!」だの「あんだけいい球やってるのに、何やってんだよ!」なんて声は少なくてもその場では聞こえない(ベンチでやってるかもね!)
勝ちは勝ち、負けは負け。
プロの世界では”言い訳”はない。
表題「自分の失敗を他人のせいにして文句言うって最悪」とは娘(高校二年生)が先日口にしたセリフ。
テレビ番組でお笑い芸人同士の言い合いを見て感じたことを話してくれた。
場面はよくわからないけど、そのセリフが気になってメモした。
サッカーに限らずプロの仕事とはそういうものだ。
「〇〇の仕事があったからできませんでした」や「〇〇が邪魔でうまくいきませんでした」などと言っていたら信用されない。
社会に出て仕事をするということは「プロの仕事」をするということ。
仮にできないのであれば最初から引き受けない、もしくは間に合わない旨を伝える。
引き受けたからにはどのような状況であれ、品質も納期も守ること。
それがプロだ。
サッカーや野球のようなプロの試合では常に勝つことは無理だ。
負けることもある。
勝っても負けても”観客を満足させる”ことがプロの仕事であろう。
言い訳をするようでは観客を満足させることはできない。
プロスポーツ選手というのも大変な仕事だ。
観客は好き勝手なことを言う、熱狂的なファンであれば味方にすら辛辣な言葉を投げる。
応援する方もプレイする方も真剣勝負、それがプロの世界なんだろう。
我々のビジネスでもそうだろう。
観客はクライアントであり、我々はプレイヤーである。
熱狂的(?)ファンであれば我々の気の抜けたプレイに辛辣な言葉を投げるのは当然であろう。
久しぶりのJリーグ観戦は色々な刺激をもらえた良い体験だった。
また行きたいな、なんて思い始めてる。
次も「イエロー軍団」とともにあるのだろうか?
あの熱気を体験したら、簡単には裏切ることもできないだろう。