とてつもなく忙しかった3月が終わり4月1日。
毎年恒例「入社式」
今年も入社式を行うことができた、新入社員2名。
新しい仲間が増えることはいつでも嬉しいことだ。
今年の入社式は今までとちょっと違う。新卒社員定期採用を止めて最初の年。
中途入社だけの入社式。
昨年12月にも今年1月にも入社式をやってる、最近はよく入社式をやってる。
入社式には「挨拶」がつきもの。
というわけで立場上「祝辞」を述べたのだが、なんかちょっとグダグダ感があったので整理。
3月31日、日経平均株価は5年ぶりに年初よりも「下げて」終わった。
大手、中小含めて経営者の景況感はここ最近悪化中、春闘の回答も全業種で半値以下大手企業の社員の給与は増えない。
景気は明らかに悪い方向へ向かっている。
マスコミや野党は「アベノミクスの失敗」とキャッチコピーを付けたがっているが?
世界的な構造不況、経済はもはや1国の問題で動かない。
日本経済はバブル以前は「米国」の景気次第で変わった。
しかし今は違う、中国、欧州、米国、さらにアジアや新興国の影響を諸に受けるようになった。
アベノミクスで世界経済全体を良くするのには無理がある。
ということで夏の参院選の選挙結果がどうであれ、日本の景気がすぐに好転するとは考えにくい。
世界的な経済危機の中で日本だけは大丈夫などと言うロジックはないだろう。
日本及び世界の不況感(なんか景気悪いなぁ感)はこれから顕在化して中長期に続くであろう。
そんな中、一人一人はどのように変わっていくべきなのか?
以前からの繰り返しになるが、構造変化が起こっている現在に必要なものとは「感性」なのだ。
今までのロジックが通用しない時代に来ている。
産業革命から高度成長期にかけて通用していた成長ロジックが変化しているのだ。
しかし、次世代向けのロジックはまだ”確立”されていない。
だからこそ必要なのは「感性」なのだ。
現場で感じる、ユーザーとして感じる、生産者として感じる「感性」を大切にする。
データや背景や理論は後で持って来れば良い「感性」を持ち寄って「共感」を作っていく。
「共感」されたプロダクトは「実践」として市場で試す。
結果が失敗でも良い、成功であればなお良い。
失敗でも成功でも「そこから学ぶ」ことが大切。
どんな学びでも良い、感じれば良い。
「感性」で行動することに慣れていない日本人。
マニュアルもないし、指導者もいない。
だから「行動」が恐ろしい、失敗することが怖い。
それでも挑戦する者だけが成功できる。
頭で考えてマニュアルを作成して計画を立ててから行動するのでは「間に合わない」
社会が変化している、状況は変わる、昨日の常識は今日は非常識かもしれない。
マニュアルも事業計画も作成した時点で「古い」
行動しながら「考える」
物事が動いている現場で動きながら考える。
頭で考えるよりも現場で感じる「感性」こそを優先させよ!
時代の流れを身を以て感じなければビジネスにならない。
これからのビジネスには「感性」が必要なのだ。
そして、もう一つ大切なこと。
入社した今「感じていること」を大切にしてほしい。
「この会社でやってやろう!」「こんな自分になってみたい!」
そんな気持ちを「形」にするまで諦めないで欲しい。
時間はある、あなたの思いを形にする舞台はある。
我々は全力で協力する、みんなで良い仕事をしよう。
我々はあなたの「感性」を必要としているのだ。
Don’t think. Feel! 目先にとらわれず、大いなるゴールに思いをはせろ!