まさに胸をなでおろした。
当社初の「トップセミナー」が先週火曜日に行われ、無事終了。
お客様の責任者を集めてのセミナーである。
来ていただいた方に満足をしていただけるよう「おもてなし」をしなければいけない。
今回のおもてなしポイントは3つ。
「基調講演」でインパクトある方をお招きする。
「開催場所」と懇親会の「料理」にこだわる。
「実利」のある話をする。
さて「基調講演」で最高のゲストとは誰か?
私が知っていてお呼びできる最高の人。
山口義行教授しかいない。
先生なら経済事情に詳しいのは当然ながら「中小企業経営」にも的確なアドバイスがもらえる。
とはいえ、そんなお願いを今までしたことがない。
受けてもらえるのかという不安の中で講演のお願いをしてみた。
あっさり快諾。
それも「期待しています」と嬉しいお言葉。
よし、これでセミナーの成功は間違いない。
さて、場所と料理だ、これはこだわる。
絶対に「会議室」みたいなところではやりたくない。
「清潔感」「洗練感」「そこそこの高級感」が必要だった。
イメージ戦略。
媒体を運営、デザイン、集客のプランニング。
そんな会社がお客様をお呼びするのに「普通」のことをしてはダメだ。
「料理」もこだわる。
立食パーティーは仕方がない。
その中でも「こんなもんか」と思われるようなおもてなしはしたくない。
幾つかの会場を見学した結果「ここだ!」と決めたのは渋谷のクオーツタワー。
宮益坂を登りきった、坂の上にそびえる真新しいビル。
そこのギャラリースペースをお借りしてのセミナー開催。
基調講演のゲストと場所と料理が決まればこっちのもの。
「実利」のある話を構成するのだ。
それには理想を語るよりも「現場」の実情を語る方が良いと考えた。
そこで執行役員登場。
彼なら現場をよく知ってるし「実ある」話をすることがでできる。
ということで「20分話してね!」とお願い。
前日までプレゼンシートとにらめっこ。
さて、当日。
「本当にお客様は来てくれるのか?」という不安、しかし開演直前から集まり、基調講演中にも来場者が増えていった。
山口先生の講演はやっぱりすごい。
話の導入はゆっくり、中盤から盛り上げる。
終わりの頃には「もっと聞いていたい」と思わせる技術は流石だ。
内容については触れることはできないが、経営者及び経営に携わる人なら絶対に聞いておくべき内容。
自分も何度か聞いているが聞くたびに発見がある。
先生の時間が終わり、短い休憩後に我々のプレゼンテーション。
10数分自分が簡単な紹介プレゼンをして「現場」の話にバトンタッチ。
相当に緊張していたけど、しっかりとプレゼンできた。
やはり現場の話はウケが良い。
みなさん真剣な表情で聞いていた。
最後に当社の今後の取り組みについて話をして講演の時間は終了。
フロアを移して懇親会へ。
全面ガラス張りの会場は東京の夕方が一望できる。
乾杯の後は歓談タイム。
名刺交換したり挨拶したり。
料理も楽しんでもらった。
会も中盤を超えたあたりに「社員自己紹介」からお客様の自己紹介へと。
みなさん、本当に話が上手です。
日頃生徒さんと接する機会も多いので当然なのだろうが、饒舌である。
お客様同士が繋がることも大切。
19時半、初のトップセミナーは終了した。
二次会のハイボールは美味しかったよ!
後日、参加された方の感想に「またやってほしい」というお声をたくさんいただけた。
「やってよかった!」と思う瞬間である。
山口先生の講演は当然のように好評、現場の声も参考になったようだ。
次回はトップセミナーと実務セミナーを分けても良いかもね。
それにしても次の「基調講演」ゲスト誰にしようかね?
結構ハードル上がったなぁ。
困ったなぁ・・・。