うーん、まぁ当然といえば当然の結果なんだろうな。
自民党の圧勝、与党大勝利。
別に自民党が好きでも嫌いでもないけど、仕方ないよね他が選べない。
初めから争点のない選挙だった。
「安倍政治を止めろ!」これが野党の共通標語。
「国民の怒りを知れ!」だのと威勢の良い標語が並ぶ。
前からここでも書いてるけど、日本は議会制民主主義を制度として持っている。
安倍さん個人を攻撃することに果たして意味があるのか?
みんなそれなりに幸せに暮らしているよね。
そりゃそれなりに不満もあるよ、税金が高いとかね。
それでも民主党時代に比べれば随分と良いとみんな思ってるのでは?
あの頃の何が嫌って「国の代表(総理)がみっともない」「党内がまとまっていない」「政策が嘘ばっか」
要するに「経済政策」「社会保障」「金融政策」などの政策以前の問題。
無責任政治。
あの頃の方が国民は怒ってたよ、確実に。
それに党が「独裁」もどきに政策を決めていたし。
だからそれを覚えているんだって、まともな人は。
彼らの話は耳に入ってこない。
それて今回は「野党共闘」ときたよ。
小沢さんが号令かけて「票とり」のためには何でもやる。
これもどうにも腹がたつ。
この野党共闘って何かに似てるなって思った。
「インディペンデンス・デイ」映画ね。
最新作は昨日からかな、まだ見てないけど。
前のやつは見た。
簡単に言うと、他の惑星から来た侵略者から地球を守ろうということで世界中の人々が共闘する話ね。
中東と米軍、ロシア軍と米軍、アジア(なぜか日本だけ)と米軍が作戦を共同で展開して侵略者から地球を守る。
日頃のイデオロギー的な違いや人種的な差別も乗り越えて一緒に戦って敵を倒すっていうアメリカ映画の典型みたいな映画ね。
好きなんだけどね、こういうの安定感があって。
これよ、野党共闘って。
「侵略者」に対して「みんな」で協力して戦いましょうって構図。
それで、特に今まで政治なんて真剣に考えてもいなかった人たちが乗っかった。
でもね、冷静になって考えてみて。
別に現政権をむちゃくちゃ支持しているわけではないけど、なんかおかしな構図なんだよ。
「侵略者」のイメージを増長するために「安倍」という個人を標的にするやり方。
その方がイメージしやすい。
「ヒトラーと同じ」だとか言ってた。
これって「いじめ」の構図に似てない?
誰かを標的にして「叩く」ことで自分たちが正しいと主張する。
卑怯で愚劣な行為だと思う。
野党はもっと未来の話をしてほしい。
自分たちはこういうことをする的な。
「大きな政府」「小さな政府」の論議も大切。
格差や社会保障の話をするならこの問題は欠かせない。
そう考えると野党はもう一回ガラガラポンして体制組み換えることがあっても良いかも。
少なくても以前の悪いイメージのトップは変わった方が良い、それが先かな。
ちなみに自分は「小さな政府」派。
最低限の社会保障プラス民間活力の活用が日本を活性化する。
とにかく何でも政府がやるから金がかかる、無駄な人件費がかかる。
もっと民間でやれることはやる体制にしてほしい。
そうすれば税金も下がるし、社会保障だって質が上がる。
日本の経営者はバカじゃない、ちゃんと考えている。
タレント上がりの何も考えていない政治家よりもよっぽど使えると思うのだが。
いっその事、そういう経営者で政党作るか?
うーん、でもやっぱりなんか難しいなぁ。
次は都知事選だけど、今までの流れとなんか違うんだよね。
ものすごい大きな権力が動いている気がする。
嫌な感じ。
注意深く見ていく必要があるのではないかなぁ。
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