今週、東京、大阪、札幌の営業マンと制作担当が集まって会議を行った。
テーマは「問題解決型営業のあり方」
二日間、二つの班に分かれて討議を行なったその結果。
A班の答え。
『問題解決型営業マンとは、信用関係が成り立つ人(第一理解者)』
それを受けて、信頼関係を築くために我々が行っていくことは?について相当議論を重ねたようだった。
B班の答え。
『問題解決型営業マンとは、問題を聞き出して、見つけて解決する人』
そして「問題解決型営業マンになる大前提として誰のために仕事するのか」について話し合ったようだ。
(会社?ユーザー?クライアント?)
結論としてはクライアントを見つつ、その先のユーザーを見据える。
日頃営業活動をしている人たちの議論として、大変貴重であったと思う。
二つの班の話を聞きながら我が事として考える。
「我々は『誰のため』に事業をしているのだろうか?」
我々の事業が成功して売上が増えるということは何を意味しているのか?
クライアントと信用関係を保ち問題を発見し解決する事業の意味とは何か?
ユーザーの開拓をしてクライアントとマッチングを促す事業の意味とは何か?
改めて考える、みんなの話から考えてみる。
結局のところ、我々の事業が成功するためにはクライアントの売上が増えなければならない。
クライアントの売上増のためにはユーザーが増えなければならない。
学ぶことで充実した人生を手に入れることができれば、ユーザーも増える。
これが業界が発展しているということ。
そうなのだ、「業界の発展」のために事業を行なっている。
関わる全ての人、企業が幸せになることが我々の事業の目的である。
業界の発展のためには全ての関係者が「手を携える」必要があるのではないか?
我々だけが努力してもできるものではない。
そうして大いなる「気づき」を得ることになる。
「ForからWith」への思考転換。
「クライアントやユーザーのためにではない、共にだ!」
問題解決型営業マンは「クライアントのために」と考えずに「クライアントと共に」と考える。
クライアントを巻き込んで一緒にユーザーを増やすのだ。
そしてユーザーを「巻き込んで」業界を発展させる。
「ために」いう思考から「一緒に」という思考に変わっていくことで事業の可能性は広がる。
「問題解決型営業マン」というのはクライアントに「一緒にやりましょう!」と言えるだけの知識や見識そして「覚悟」が必要になる。
「ForからWithへ」この転換が視野を広げてくれる、この発見は大きな意味を持つ。
今回の会議に参加したそれぞれの人から様々な感想が届いている。
目の前の雲が晴れて明確になった人もいるし、自分の今までの仕事の仕方に疑問を持つ人もいた。
それぞれが刺激を得れば良いと思う。
問題解決型営業の実践は一朝一夕ではできない、個々が悩みそれを持ち寄ってこそ本当に価値あるものができると思う。
かなり意味のある会議がなされたと思う。
自分にとっても大きな気づきや発見があった価値ある会議であった。