5月21日、今日は本当に暑かった!5月下旬にここまで暑いかね?
そんな中「六大学野球」観戦。
学生時代以来なので30年ぶりかな?
特に愛校心が強いわけではないが「18年ぶりの優勝」まであと一歩ということで。
にわかに盛り上がり「こういう機会でないと行かないかな」ということで悪友を誘って観戦。
前日の試合では負けてしまったので、今日勝たないと優勝ができないという大切な一戦。
試合開始前に「腹ごしらえ」
11時半から新宿駅近くの「廻るお寿司屋さん」でビールとお寿司をいただく。
昼からのビールは気分が良くなる。
かなり良い感じで13時前に現地着。
まだ前の試合が終わっていない。
「学生応援席」チケット500円を購入しておじさん3人入場まで待機。
応援団、チア、学校関係全てが学生。
座席の誘導も応援指導も全て学生たち。
昔は当たり前に見ていた光景だが、大人の目線で見るとなんともいじらしく映る。
30度近い気温の中で上下黒の学生服を着た応援団員が大声で叫んでいる。
紫のメガホンやスティックバルーンを鳴らしながら応援する。
日焼けしてお化粧が落ちてしまっているチアリーダーたち。
一生懸命に叫ぶ「立教ファイト!」
第一応援歌「みよや十字の旗〜♪」を合唱指揮。
前半のこう着状態を破るように得点!
「やった!」総立ちのスタンドが揺れる。
肩を組んで応援歌の合唱!
卒業して以来忘れていた、こんな感覚。
「学生注目!」
応援団の声がけに応援席一体「そうだ!」で答える。
7回には相手校明治大学とのエールの交換。
校歌斉唱神聖な時間。
「そうだった、こんな感じだった」
守備でも攻撃でも手を抜くことなく一生懸命応援する「学生たち」
自分の娘と同じ世代の子どもたちが「母校」のために一生懸命応援している姿には感動を感じる。
応援の掛け声で途中に「神ってる!」だの「リフレッシュ!」だのという掛け声にはついていけなかったが、今時の応援の仕方なのだろう。
昨日の負けを吹き飛ばすような猛打で大量得点、終わってみれば9−2の大勝!
明日も勝って来週の早慶戦で早稲田が一つ勝てば18年ぶりの「優勝」を手に入れることができる。
6つしかない学校の中での優勝なんて、と言われそうだが、それほど立教は歴史的に勝てなかったのだ。
やっと雪辱を晴らすことができる。
野球部のみなさんは練習を積んで努力をして来たのであろうが、応援団やチアの人たちの努力も並大抵ではなかっただろう。
新聞やネットで「勝敗や速報」を見ているだけではわからないだろうね、こんな感じ。
野球に興味がなくても一生懸命に応援している団員やチアや吹奏楽の人たちを見て「かっこいいなぁ、自分もやって見たいなぁ」なんて思う子どももきっといる。
試合が終わって悪友3人「反省会」をビールを飲みながら話す。
「俺たちの学生時代にあんなキラキラしたことあったのかな・・・」
3人とも球場の学生たちのキラキラを感じていたのだろう。
「もしも高校時代にあんな姿を見ていたら、俺も応援団に入ってたかもなぁ」
「それはない!」と言下に否定されるが、思わずそんな気持ちになってしまう。
どんな世界であっても、外から見ているだけではわからないことがある。
実際に「現場に行って肌で感じて理解する」ことでしかわからないこともある。
学生たちに多くのことを教えてもらった週末だった。
それにしても驚いたのは、応援歌が「第六」まであったことだ。
我々の時代は第二までだった気がする。
そんなところも進化してるのね!見てないとわからないものだ。