「あなたはあと何年生きるのか?」
そんなことを聞かれて「何年」と答えられる人はいないと思う。
人間の寿命など、神のみぞ知る領域である。
しかし日本人の平均寿命というのは驚くべき上昇を遂げている。
このグラフがそうだ。
太平洋戦争以前の日本人の寿命は50歳に満たなかった!
戦後から急速に上昇し、今や男女ともに80歳を超えている。
数十年後には寿命100歳になることも夢ではなくなった。
この流れは日本だけではなく、世界各国で進んでいる。
そんな中で長寿大国日本がどのような社会政策を行うのかを世界が注目している。
今回の内閣改造でできた新しい政策「人づくり革命」
100歳充実した人生を過ごせる社会を作ることを国を挙げて取り組もうとしている。
人生100年とはどんな社会か?
我々世代は人生70年と考えられていた世代、それを尺度に年齢を換算してみると。
現在50歳の人は人生100年で換算すると35歳くらい。
60歳でも42歳前後と考えられる。
42歳で定年なんて考えられないよね!
むしろこれからって感じだね、働きましょう!
そうでなければ超高齢化社会の日本社会が崩壊する。
とはいえ、今勤めている企業はいつまでもあなたを雇用することはできない。若い人を採用して組織を活性化する必要もある。
そこで60歳を過ぎたら自分で選択して「セカンドキャリア」のステージに入って行く必要がある。
今までは人生は3つのステージ、それが4つのステージに変わる。
生まれて社会に出るまでの教育ステージ、社会に出て働くステージ、引退してのんびり過ごす余生ステージという3ステージ。
これからは、働くステージと余生ステージの間に「第二働く」ステージが入る。
第二というからにはそれまでの第一ステージとは違う働き方になると考えるのはどうだろう?
最初の働くステージとは違った仕事、働き方、場所など。
過去と連続しても良いし、してなくても良い。
それぞれの働き方が自由になるステージ。
それを実現するには「学び」が必要。
資格やスキル。
今までの自分をより高めるような学びを自分に取り入れる。
学ぶことで100年人生を有意義にすることができる。
充実した働く第二ステージを迎えるために、学びの必要性が高まるであろう。
我々のビジネスはそういうところでも役に立つのだと思う。