先週月曜日の定例マネジャー会議&取締役会で話題に上った「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』をよんだら」を読んでみた。
先週時点で当社マネジャー数名がすでに読破。とはいえ売切の書店もあるらしい。
これはさすがに読んでおかないとヤバいだろうと思い、書店へ。
すると「ビニールがけ」状態で平積み。オイオイ漫画じゃないぞ、表紙はそれっぽいけど。
奥付を見ると09年12月に1刷で4月に11刷!
どんだけ売れてんだい、これは。
今までドラッガーの本も解説本もすでに何冊かは読んでいる気がする。まぁ面白おかしくドラマ化している本であろうと、多少軽いノリで読み始める。
著者は放送作家の方なので、ストーリーの演出は面白いんだろうな、などと思いながらね。
3時間ほどで読み終えた、その読後の感想ね。
あのね、「面白い」よ。これは。
もしかしたら、経済論や経営書ってこれからはこんな感じが良いんじゃない!なんて思えるね。
少なくても、ドラッガーの入門書としてはかなり良いよね。
主人公の「みなみちゃん」もかなり良い!感情移入したよ。
本の最後の方は、放送作家としてのお仕事が完璧すぎて思わず目頭ものだけど、途中のドラッガーとみなみちゃんのからみは最高だね。
思わず、赤線入れるし、ページ折ったりしたよね。
読んでる途中はね、やはり自社のケースを当てはめてみるんだよね。
そういえば、こんな視点で見てなかったかな?とか、あら、この視点足りなかったか?なんてね。
明日にでもちょっとこのあたりの事を聞いてみようかな、なんて思うんだよね。
とはいえ、うちのマネジャーはみんなこれ読んでるんだよね。
ということは、彼らは読んでどう感じたのかな?
危機感?納得感?挫折感(ないか!)?
明日のマネジャー会議で聞いてみるか?
それにしても企業のマネジャーと高校野球のマネジャーを同じ土俵に乗せるのは、なかなかの発想だよね。
みなみちゃんは会社興した方が良いんじゃない。良い経営者になれるよ多分。
岩崎さん、次回作は「みなみちゃんが『マネジメント』を読んで会社をつくってみたら」をシリーズでいかがですか?