今回の台風により被災された方には心よりお見舞いします。
金曜日の夜から降り出した雨は12日土曜日朝から勢いを増し。
衰えることなく、土曜日の夕方には巨大台風19号が静岡に上陸。
風の強さには警戒していたが、雨がこれほど降るとは。
警戒警報がスマートホンから流れ続け、レベル3からレベル4へ、多摩川の氾濫によりレベル5の警報が出る。
風も強まり「この状況で避難なんてできるわけないでしょ?」な状態になる。
そんな時に千葉で地震、震度4。
テレビでは大型河川での氾濫情報が流れている。
首都圏の風雨は夜9時半ごろにはピークを超え、その後落ち着き始めた。
しかし、河川はこれからが問題。
ダムの緊急放水、それによる氾濫の危険。
油断できない状況。
我が家は多摩川から離れているが、実家は芝川や荒川の近く。
警戒水位を超える状況の中、連絡を取り合う。
とりあえずは問題ないようなので、一安心。
一夜明け、ニュースでは各地の被害状況が明らかになってくる。
関東及び東日本地域に驚くような惨状。
今回の被災地は自分たちには馴染みのある土地ばかりだ。
川越市、多摩川、佐野市、佐久市、千曲川、荒川、阿武隈川など。
災害を身近に感じたし自分たちだってもしかすると、という危機感を感じた。
一日経って各地の状況がわかると、改めて今回の災害の大きさがわかる。
自分はといえば、本来であれば金曜日から土曜日まで沖縄出張の予定だった。
しかし、状況から判断し前日には中止決定。
自宅で大型台風の上陸に備えることとなった。
土曜日の昼間、買い足しておきたいものがあり近くのコンビニへ。
昼過ぎのコンビニにも関わらず品物が少ない。
パン類はゼロに近い、惣菜や弁当も残りわずか。
ミネラルウォーターもほぼ完売であった。
そういう時の人間の心理って恐ろしい、買うべきものを見失う。
あれもこれも買わなければいけないのでは!という心理になり、意味のないお菓子や惣菜を買い求める。
コンビニ周辺以外人の歩く姿もなく、車も少ない。
情報も錯綜する。
細かな情報は気象庁のサイトが良い。
気象庁のハザードマップを見ながら危険の可能性をチェック。
自社のメンバーが危険な場所にいないか?
危険な場所にはチェック。
今回は箱根が危険だった。
降雨量が半端ではなく、ペンション目の前の小川がものすごい勢いで流れている。
「動けるうちに避難するように」
送られてくる動画は今すぐにでも流されそうな勢いが見える。
これからまだどこが危険になるかわからない、という危機感はあった。
ネットでわかることは多いがデマもある「地球最大規模」ってどこからの話?
これを書いている今も刻々と被害状況がわかってくる。
問題が解決するには相当の時間と人が必要になると思う。
どんなに備えたとしても想定を超えるような事は起こりうる。