最近は便利なもので。
初めて訪れる場所でも地図アプリを使えばどこにでも行ける(たまに嘘つかれるけど!)
目的地を設定すると、いくつかの行き方(手段)が示される。
車、電車、徒歩、Uber?
自分の優先順位て選べば良い。
コスト重視、時間重視、楽チン重視…
どんな行き方を選んでも目的地に到着すれば良いのである。
仕事だって同じ。
目的(目標)に到達するための手段は選べば良い。
コスト、時間、諸々を勘案して都合に合わせて選べば良いのだ。
どれを選ばなければいけない、なんて無いのだ。
昔は皆が同じやり方をすることにこだわった。
その方が管理する方が楽だから。
しかし最近はやり方も考え方も多様化している。
これが正しい方法とは簡単には言えなくなっている。
ネットの情報は氾濫し様々な手段(仕事の進め方)についてわかりやすく解説されている。
「これやり方が新しい!」となるとその手段に注目が集まり。
その手段を実践する事が大切になったりする「これは違う!」なんて言い出す。
まさに「手段の目的化」
本当の目的は別にあるにもかかわらず、やり方にこだわってしまう。
それは目的地に到着することよりも「何で移動するのか?」にこだわることに似ている。
手段は自分にとって都合の良いものを選べば良いはず。
にもかかわらず、手段にこだわることはあまり賢いやり方とは思わない。
方法論を知っていることを自慢して、本来の目的を達成できないのでは本当の仕事をしていることにはならない。
知識は持っていることでは評価されない、それを活用して行動し結果を出してこそ評価されるものである。
ありがちな事なので気をつけたい。