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2006/10/26

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プレイステーション2

2回にわたるプレゼンテーションについてですが、
今まで私のやり方は間違っていたことに気がつきました。
"みのログ"を見なければ一生気がつくことはなかったかも知れません。


先日、私の取引先メーカーの新製品発表があり、
プレゼンを聞きに行ったのですが、
新製品の発表ということもあり、内容は旧製品と大きく変わった機能に
ついての説明が中心でした。
機能が増えたそれだけは分かったのですが、
私にとってあまり興味深い話でもなく途中で飽きてしまっていました。

その後、休憩を挟んで、実際にその製品を利用しているユーザーが
プレゼンを行いました。

パワーポイントのデザインなどは、全くセンスが感じられません。
しかし、実際利用しているユーザーの声は、私たち販売店からすると
ものすごく新鮮で、その機能は、この業界では常識で当たり前な機能で
あっても、「利用者にとっては重要で無くてはならない」という話をしていた
事がとても印象的でした。
その時やっと、みのログが伝えたかった事が分かったような気がします。


取引先の話=「セリングポイント」
ユーザーの声=「ベネフィティングポイント」


私は、その取引先の人と同じことを今までやっていたような気がします。
そして、一番大切な相手をイメージできていなかったのだと。
この点を理解しないと180度違った提案になりますよね。恐ろしい。


会社だと、AとBという商品を売っていて、Aは会社にとって利益がとれる
Bは利益ほとんど取れないという状況は良くあります。
実際に使うユーザーは、Bが良いと思っていてもAを勧めてしまう。
これが今までの私です。
というかBを売ることなんて考えもつきませんでした。

しかし今回、いい機会なので、もう一度初心に戻っていろいろ考えて
みたいと思っています。


鈴木みのる社長 感謝しています。

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