今週の水曜日、当社で2010年新卒採用会社説明会がありました。
昨年に比べて出席率が良いですね(笑)。
10年採用の説明会は今回で2回目です。
2回やって感じる事は、みなさんおとなしい!
話がつまらないのかなぁ、と反省してしまいます。
質問もあまり出てこないので、ちょっと心配になっています。
それでも、女性が多い回は比較的質問も多く、反応も良いんですけどね・・・。
なんででしょう?
と思いつつ、同じ日の夜経営者勉強会。
今回は、山口ゼミの生徒さんが一年間の研究結果を論文にして発表していただく日。
学生さんが4班に分かれて自分達の研究内容を発表してくれます。
私は今回が始めてですが、すでに14年も続けていることらしいです、すばらしい!
発表者は3年生が中心、中には元気のよい2年生もいました。
国際金融論が中心のゼミなので、昨今の景気に絡んだ論文が多く、リアルに楽しめました。
それにしても、今の学生はちゃんと勉強するね!えらい!
私が学生の頃は、誓ってもあんな発表できなかったです(きっぱり!)
というよりもあんなに勉強してなかった!
そして、経営者のおじさん達を前にあんなに堂々と発表するのは素晴らしいことですよ!
3年生は就職活動の真っ盛りの中、お疲れさまでしたよね。
発表が終了して、2次会。
学生と我々が一緒になっての打ち上げです。
そこでは、学生の皆さんが自己紹介しつつ、3年生は就職希望先について、話していただきました。
金融論のゼミの人達ですから、就職先も金融をお考えの方が多かったようです。
でも、ちょっと気づいたのですが・・・。
さっきまであんなに元気に発表していた3年生が、就職の話になると急に元気ない感じになってしまいます。
まさに、昼間に会社説明会で会った学生達のように。
そこで、気づいたのです。
学生達は、悩んでいる?のではないかと。
去年までの先輩達の体験談はあてにならないし、マスコミの報道は厳しい話ばかりだし。
とはいえ、就職しなければいけないし、どの業界に行きたいか絞り込めていないし。
ナイナイづくし。
なんか、かわいそうになってきた。
会社説明会で元気がないのは当たり前だよね。
そりゃ暗くもなるよね。
今の景気だって自分達のせいではないからね。
2次会が終わってからも数人の3年生に声をかけられました。
「私のどこが悪いか、言ってください!」という切実な声。
「いや、悪いところがあるとかではなくて、あの発表の時のような堂々とした姿勢で望めば良いんだよ」
とアドバイスはしましたが、果たして響いているかどうか・・・。
学生の皆さん、自信も無くて心配なのはわかりますが、元気出そうよ!
採用する側だって人間です。暗い顔している人よりも明るくて元気な人と仕事をしたいはず。
自信がなくて、失敗する事が怖くても、「私はこの会社に入って何かの役に立てるはず」という思いを素直にぶつけることがまずは大切ですよ。
当社でも、説明会で私の話を目を輝かして聞いている人達が入社していますよ。
入ってからも元気に仕事しています。
学生の皆さんも大変だとは思いますが、根拠の無い自信でも良いですから、自信持って行きましょうね。
応援しています。
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