先週から新たな取組みを始めた。
「学びで日本を救おうキャンペーン」
震災から復興する日本を学び業界全体で盛り上げていきたい、という思いから始まったチャリティキャンペーンである。
発案は経営企画メンバーから。
お客さんとユーザーの為にできる事はなにか?という話からこのような企画が生まれた。
内容としては、各スクールの担当者から被災されたユーザーや震災の影響でご苦労されている同業の方へ、応援メッセージを発信する。
業界全体で一緒に乗り越えていこうという意思を表明するという企画。
特に今回は、被災して仕事や職場を無くされた方に「資格取得・スキル習得」をすることによって就労に対して前向きに取組むことができる、という思いを伝えたい。
メッセージをいただく各スクールから掲載料をいただき、その全額すべてを復興支援の義援金として寄付する。
我々としては初のチャリティ企画で、案内の仕方や集金方法に多少の戸惑いがあった。
それに、どのくらいのスクールからご賛同がいただけるのか、皆目検討がつかなかった。
そんな心配の中、取引のあるすべてのスクールにキャンペーン企画の案内をメールで送付する。
すると、1時間もしないうちに参画する旨の返信がいただけた。
大手資格スクールのN社さん。
その後すぐに着付教室やネイルスクールからも参画の返信が。
皆さん、参画の意志表示とともに、このような企画を主催する我々に対して賞賛の声も添えてくださる。
中には、諸般の事情でチャリティには参画できないが、企画の主旨には賛同する旨のメールをわざわざ送ってくださるスクールもある。
ありがたい、やってよかった、安心する。
企画告知から1週間で参画スクール数は20件を越えた。
現在は当社の営業メンバーも各スクールへの声がけを行い、参画いただけるスクール数も増加している。
参画いただける方の中には、「被災された方にもっとこんなボランティアを提供したいのだが、窓口になってくれ」というご要望をいただいたりもする。
皆さん、被災された方に対して何かの行動を起こしたい、応援の気持ちを伝えたいけど、なかなかできなかったようだった。
そこで、考えた。
このキャンペーンを一時的なものではなく継続的に、そしてできれば双方向な流れにしていきたいと。
考えてみれば、就労支援ばかりが学びの領域ではない、人を癒す(カウンセリングやリフレクソロジー)、美しくする(ネイルやメイク、エステ)など分野は様々だ。
被災された方々がこれから必要とされる事がスクールからは提供できる、そして自分達がなんらかの役に立ちたいと思っているスクールも多く存在する。
必要な人々と提供できる人々との結びつきを仲介するような役割を担えるプロジェクト。
名付けて、「学びで日本を救おうプロジェクト」
どんな事ができるのか、具体的な事はまだわからないけど、行動をし続けようと思う。
まずは、メッセージを伝える。
学び業界全体が皆さんを見守り、応援しているというメッセージを伝えて行きたい。
そんな我々の思いに協賛していただける人々が周りにいる。
そのことを心強く思うし、学び業界全体がこれからの日本を支えていけるような存在でありたい。
まずは、誰かが行動しなければならない。
そこからまた新しい発想や動きがあって良い。
自分達の行動が、何かの始まりになる事を期待したい。
評論や批判しているばかりでは、何も始まらないと思う。