もうすぐオリンピックが始まる。日本選手には是非頑張ってもらいね。
特にマラソンは好きで、毎回最後まで観ちゃうんだよね。
自分がランニングをしているからか、気持ちがわかるような気もしたりして。
まぁレベルの違いはあれ、途中の苦しみや辛さは一緒だろうな。
「なんでこんな競技やってんだろ?」「こんなに苦しんで、一体先に何が待ってるって言うんだ?」「もう諦めようよ、足痛いし」
こんな事、選手達は思うんだろうか?
思うかもね。
でも、彼らはやめない。絶対にゴールを目指す。トップじゃなくても言い訳はしない。
だから好きなんだろうな、マラソン見るの。選手が好きだな、マラソン走る。
今日、草彅剛君100キロ走ったね。まぁテレビだからどうだかわからんが、彼カッコよかったな。
思わずゴールシーンを見ちゃったよ。
誰かの為でもなんでもいいけど、自ら言い出して、ちゃんと結果出せるのは素敵だよね。
一般的に、自分で言ってやり抜く事って大変じゃない?
「スケジュールはこれでやります」「何件、必ず結果出します」「責任もってやり遂げます」
とは言うものの、途中で急な案件が入ったり、お客さんの対応が予想とは違ったり、体調が悪かったり。
そんな時、言うでしょ「まぁいいっか」「仕方ないよね」「やっぱり無理だったかな」
それって“言い訳”だよね。
スポーツ見て感動するのって、この“言い訳の無さ”なんじゃないかな。
無理と思うような相手にも向かっていく、環境がどうであれベストな戦いをする、気持ちもカラダもちゃんと管理してステージに立つ。
一流スポーツ選手のその姿は見ているだけで感動する。
さて、ビジネスの世界はどうだろう?
いろいろな人を見てきたけど、いい仕事をする人が言い訳をする姿を見たことがない。
言っておくが、いい仕事とは「成功した仕事」を言ってるわけではない。
うまくいかない仕事にも素敵な仕事はある。
失敗も成功も素晴らしい「成果」だ。
その成果をきちんと示すことができる、それがいい仕事をする人だ。
そういういい仕事をする人って、何考えてるんだろうって?
自分が仕事をする「理由」をしっかりと持っているんだろうね。
理由や目的って、初めはなんでも良いんじゃないか?
「給料を増やしたい」「評価されたい」「スキルを身につけたい」
そんな事考えてやってるうちにわかってくるんだよね、「本当の理由」に。
マラソンランナーが苦しくても走り続ける本当の理由はなんだろうか?
それは「走るのが好き」なんだよ。
ランナーがスタートラインに立つのは「走りたい」からさ。
ランナーだって初めは「目立ちたい」「モテたい」「なんとなく」
だったかもしれないけど、そのうち好きになるんだ、走ることが。
仕事だって当初の理由や目的がどうであれ、やがてその「仕事が好き」になる。
いい仕事をする人に共通しているのは「仕事が好き」だってところだ。
好きだから努力する、言い訳しない、結果を出したい。
それが繰り返されていくんだ。
でも、どうしてもその仕事が好きになれないのなら。
その時はその仕事をやめるべきだろうね。新しい道を探した方がいい。
走ることがどうしても好きになれない人にとっては、ランニングは苦痛でしかない。
どんな目的があったとしても、苦痛をいつまでも続けていては幸せにはなれない。
そうは思わないかい?
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