先週は月曜日から木曜日まで伊勢・鳥羽の旅。
先月には熊野詣で。先週に伊勢詣で。今年はパワースポット巡りか。
由緒ある神社に詣ると人間ができるというか、落ち着くかな、などと思ってみたが、実際にはそうではなく。
なんかテンションが上がるっていうか、頭の回転数が上がってる気がする。
そうだな、やっぱパワースポットなんだね。
人間、そんなに簡単に完成なんかしないよね。
さて、そんなこんなで最近旅づいている自分だが、行き帰りの時間や旅先でちょっとした時間がある。
すると、いろいろな文字に触れる機会が増える。
最近、とっても気になった言葉をピックアップしてみた!
一つ、今回の旅の前に書店で何気なく見つけた一冊「少しだけ、無理をして生きるー城山三郎著ー」この本での一節。
「人は、その性格に合った事件にしか出会わない」という言葉。
渋沢栄一の人生をなぞりながら、その言葉を解説していく訳だけど。
これが、結構はまる。
自分なりの解釈で話をすると、人は生きていれば様々な事象に遭遇する。
時には気に入らない人と一緒に仕事をしなければならない時もあるだろう。
そんな時にどう考えるか?性格は出る。
「こんな奴とは一緒にやれない、口もききたくないから無視無視、どっか行けば良いのに」
「こいつはなぜこんな考え方なんだろう?自分が気に入らない理由はなんだろう?ちょっと話してみよう」
無視をして会話を閉ざしてしまえば、関係が進展することはあり得ない。
気に入らない原因を知るためとはいえ、会話を重ねれば良くも悪くも関係は進展する。
関係を閉ざしている人は他の場所で同じような事があれば同じ対応をするであろう。
仮にその気に入らない相手が上司だったらどうだろうか?
気に入らないから関係を拒絶すれば、会社内での人間関係は最悪になる。
会社の人間関係が最悪になって出世したり、良い思いをする人はいないだろう。
そういう人は決まって人間関係の事件が身の回りに起こっている。
逆に、気に入らない相手でも会話を続けるとどうだろう?
もしかしたら、気に入らないと思っていた事が誤解だったり、思い込みだったり。
会話を重ねれば、良い関係になったりするかもしれない。
それがもし、上司だったら・・・。
わかるよね、そういう人は出世するし、周りもいろいろと助けてくれる。
おそらく人間関係の事件は身の回りに起こる事はない。
もう一つ、新幹線のぞみの車内ポスターにあったキャッチコピー。
「挑戦とは若者の言葉ではない。ゆめを忘れていない者の言葉だ」
うーん、なんとも嬉しい言葉である。
そう、オリンピックでも60代の選手が頑張っている競技もある。
年齢は関係なく、いつでも挑戦はできるという事が嬉しいではないか。
以前から、自分は挑戦と言う言葉を見るとワクワクする。
また、新たな挑戦をしようとする人を見てもワクワクする。
それは、決してオリンピックのような華々しい舞台でなくても、日々の業務の中でも何か少しでも自分を超えようと努力する、少しでも良い方向になるように新たな取り組みをする、それも立派な挑戦だと思うのである。そんな人を見ると本当に嬉しいし、魅力的に見える。
そういえば、先出の城山三郎先生の著書に、もう一つ良い言葉があった。
「少しだけ無理をして生きる」
まぁ同書のタイトルコピーであるが、内容も良い。
“自分を壊すほどの激しい無理をするのではなく、少しだけ無理をして生きる事でやがて大きな実りをもたらしてくれる”
“知らず知らずのうちに元の自分では考えられないほど、遠くまで行けるかもしれない”
なるほど、自分もかくありたい。
とりあえず、最近目についていろいろと感じた言葉たちである。
どんな場面でも必要とされる生き方なんだろうな。
ぜひ、心に留めておきたい。
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