行ってきました、日本代表戦。
対イラク。
浦和美園駅、埼玉スタジアム。
入りました、6万人越え。
開始直前の7時過ぎにはスタジアムは真っ青に染まっている。
正直、サッカーの試合を生で見るのは久しぶり。
Jリーグが始まった頃(何年前?)にはジェフの試合やマリノスの試合を見に行ってたけど・・・。
その頃から比べると。
自分はサッカーについて詳しく解説できないが、明らかに変わったと思った。
選手の動きが速い、セットプレーが鮮やか。
外国の選手に対してもフィジカル面(?)でも負けてない。
特に長友ってすごく足が速いなぁ。
本田の存在感ってすごい。清武っていつもいい位置にいる。
長谷部っていいコントローラーしてるなぁ。
みんなすごいね、日本代表って強いって感じた。
結局1−0で勝ったけど、内容的にはもっと点数の開きがあっても良い感じの試合だったなぁ。
連れて行ってくれた当社の皆さん、ありがとうね!感謝です。
で、数日後、本田氏が日本代表は「成長してるけど、遅い」ってコメントしてる。
成長のスピードを上げるには「常に飢えてなければいけない」とも。
ハングリー精神をもっと持って自己の成長に貪欲にならなければ強くなれないって事らしい。
なんて素敵なんだ!
長友氏も同じような発言をしているとか。
こっちとら、試合を見て「日本代表ってすごいな」なんて感動してたのに。
こりゃ日本代表は強くなるわな。
本田、長友といった現場で活躍している人のこのような発言を聞くと、彼らが目指しているのは、単にアジア予選突破とかそんなレベルの話じゃないんだろうな。
目指しているレベルが高ければ高いほどハングリーになれる。
もっと成長しなけりゃ、世界レベルには追いつけないという危機感。
世界で活躍するってことはそういうことなんだな。
いやー、試合後も感嘆してしまった。
他人事じゃない、我々もそうだよね。
自らの仕事や事業にハングリー精神を持って取り組んでいるか?
「成長してるけど、遅い!」なんて自己否定できるのか?
「まぁこんなもんだろう」「ボチボチやっていけば良いよね」「みんなもこの程度でしょ」
なんて気持ちが蔓延していないだろうか?
大切なのは、周囲からの評価ではなく「自らの評価」なのではなかろうか?
周りはごまかせても「自分」に嘘はつけない。
自分に厳しく生きるって難しい。
どっかで妥協したくなるからね。
でも、より一層の成長を望むなら、たまには自分にあえて負荷をかける事も必要なのでは。
高度成長期の日本は、努力と成果が直接結びついていたから皆も無理のしがいがあった。
ハングリー精神は、将来の富の前提になっていた。
しかし、今の日本にはそれが約束されていない。
だから、日本人はハングリー精神を忘れた。
そこそこ豊かな生活に満足し、さらなる成長に興味を無くしたように見える。
唯一、スポーツの世界、特にサッカーにはそれがある。
だからいま、日本人はサッカー日本代表を応援するのかな。
もう一度、努力すれば成果が出る世界が作れないものだろうか。
いや、実は成果が出るほどの努力が出来ていないのかもしれない。
もしかすると、以前よりも成果がでるまでの努力の量がもっと必要になっているのかもしれない。
諦めずに努力したものだけが見られる風景があると思う。
サッカー日本代表に栄光あれ!
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