昨日までの台風がウソのように晴れ渡った日曜日。
こんな日に出かけないのはもったいない。
ここ数週間忙しくて、買物にも行けなかったので新宿の街をフラリ。
旧三越はビックカメラとユニクロになっていた(古い?)
こんなにお客さんがいるのを見たのは初めて。
1階から4階まではビックカメラとユニクロが一緒になってるんだよね。
よく考えたよなぁ。
テレビを見にきたけど、今すぐには買わないなぁなんて時「せっかく来たんだからユニクロでなんか買おうかな」なんて消費者心理。
それでダウンジャケット購入!これありそう。
だってテレビは何十万円単位の買物で、ユニクロは何千円単位。
一時的な目くらましにあって「このくらいならいいか」なんて思って購入。
なかなか良いコラボだなぁ。
なんてことを考えていたら目の前にテレビ売り場。
4Kテレビとは何ぞや?ということで冷やかしに立ち寄ってみる。
正面に80インチの4Kさんが陣取っていらっしゃる。
ーでかい、きれいー
こんなのが我が家のリビングに来たら、どこから見れば良いのだ?
値段は160万円越え!
流石にお高いね。
80インチの裏側に展示されている60インチ4Kは40万円程度に。
ーあれ、いきなり安いなぁー
出た!目くらまし効果。
60インチでも画面でかい。
ちょうど映画「トランスフォーマー」のビデオが流れていたけど、すごい迫力よ。
こんなのが我が家のリビングにあったら・・・。
うん、週末は家に籠りそうな気がするなぁ。
更に奥の展示を見ると、同じ60インチでも20万円台の価格帯が。
ーおお、なんと安いのだー
完全に金銭感覚が麻痺している。
これらは4Kではないハイビジョンタイプのテレビ。
10年前なら37インチで26万円だったのに今や60インチが20万円台。
時はやってくれる、感無量。
あまりにも熱心に見ていたからだろう、店員さんが声をかけてくる。
「テレビをお探しですか?」
ーそりゃそうだろうよ、冷蔵庫を探しているようには見えまいー
「いや、今すぐではないけど、それにしても大きくてきれいだね」
「そうなんです、今は皆様60インチ以上を購入されます」
ー本当かよ、みんなそんなに家広いのか?ー
「これが4Kテレビなの?」
「そうです、こちらが今までのハイビジョン、隣が4Kですね」
「やっぱり4Kがきれい?」
「まぁそうですね・・・、映画がお好きであれば4Kをお勧めします、番組を見るのであれば従来のハイビジョンで十分かと」
「そうなの?なんでも4Kの方が良いわけではないんだ?」
「ええ、輪郭がくっきりとしているのは従来のハイビジョンで・・・」
そこからの言葉は専門的すぎて相づち打つのみ。
ーへぇ、4Kが優れているってわけでもないんだー
説明好きの店員さんとしばしお話を楽しみ、消費税が上がる前には購入しようかなぁなどと考えてみる。
ビックロの雑踏を後にして、馴染みの楽器屋さんへ。
ドラム専門店の「Rock In」
現在ドラム業界(?)で展示が一番広く取られているのは「電子ドラム」
この10年でドラムの電子化が進み、家でドラムの練習をするなら電子ドラムである。
打感も音もプロ品質。
ここで遊ぶのはとても楽しい。
店員さんとの会話も弾む。
一番高いのでローランドの50万円台のセット。
50万円って言ったらプロ級の本物のドラムセットが余裕で購入できますよ。
でもこれを叩くとすごい音がするのよ。
テンション上がるんだよな。
ーこれは無理、でかいし高いー
最近ではお手軽6万円セットなんて言うのも出ているので叩いてみる。
でも、やっぱりちゃちいんだよね(失礼!)
ーこれはいらないなぁー
隣に置いてある、いい感じのセットを叩いてみる。
ーいいじゃん!音も良いし、打感がグッド!ー
これが我が家にやってくる事を想像してみる。
ーうーん、部屋を整理すれば入りそうだなー
それになんと、今日だけ2割引。
ーこれは出会いだなー
「これください!」
買っちゃったよ!
これは、80インチの4Kテレビを見たときから決まっていたんだ。
だって、100万円以上するテレビよりも遥かに安いじゃない!
あら、完全に目くらましだ。