急に涼しくなった先週の東京。
この時期に遅ればせながらの「夏休み」
「なるべく人のいない場所に行きたい」
今年はそう思っていた。
そこで思いついたのが「志賀高原」
理由は3つ。
晩夏、志賀高原に来る物好きは少ないだろうと思った。
高校同級生の「竹節君」が同所でホテルを経営してる事を知っていた。
高校、大学の音楽部の合宿と言えば「志賀高原」だった。
で、竹節君が経営する「発哺温泉 ホテル東館」を予約する。
本人に事前連絡をせずに。
大学生の頃、まだ上信越道がなかった頃は関越道の渋川伊香保ICで降りて延々山道を通って志賀高原に向っていた。
今は高速で長野方面からアプローチ、かなり楽に行ける。
出発から4時間半で到着。
到着直前、電話で道を聞いたらホテル前で竹節君が出迎えてくれた。
近づいて行って窓ガラスを空ける。
「よっ、竹節!」
戸惑いつつもまじまじと運転席の顔を見る竹節君。
「え!そうだったの?知らなかったよ!」
ガッチリ握手。
そこから二人は約30年ぶりの再会を喜んだ。
懐かしい名前を出し合いながらそれぞれの消息を確かめ合う。
チェックインしてから荷物を運ぶ。
その日は噂の露天風呂にゆったり。
「これだよ、これこれ」
目前には志賀高原の山々が広がる、ほとんど貸切り状態の風呂。
空気が美味しいなんてもんじゃない、空気の質が違う。
風呂から出るのがもったいない。
サウナ入ってシャワー、からの露天、最高!
1時間ほどじっくりと堪能、んで部屋帰ってビール!また最高!
夕飯は懐石、でかい牛肉を焼く。もう最高!
満腹で部屋に帰ると完璧なるふとんメイク!
早々に就寝。
翌日は早くから山登り。
志賀高原にはいくつもの山や池があり絶景スポットが満載。
焼額山、稚児池。水面が穏やかで風景が反射する。
旭山へトレッキング。眼下に琵琶池、標高が高く息が厳しい。
眺望が最高の横手山。長野市外や晴天の時には富士山まで見える、日本一高所で作るパンも美味しい。
東京の天気はどうだか知らないが、こちらは薄らと日が射す程度の天気、これもよかった。
4時頃にホテルに帰還。また風呂。
部屋で涼みながらビール、今日はiPhoneで音の演出もしてみるかね。
良い。
「こういう生活も良いかなぁ」
ふと思うのだが、それは無理。たまに来るからそんな事を思う。
たぶん3日いれば帰りたくなる、元来都会でなければ生きられない性分だ。
竹節君は偉いなぁ。
翌日、スキーシーズンにまた来たいなぁと言ったら「12月20日過ぎが良いよ」と具体的なアドバイスをいただく。
ここ20年近くスキーしてないけどね。
二人の記念写真、FBに上げたら60人以上の人が「いいね!」してくれた。
こういうのが受けるらしいね。
うーん!夏休み、満喫。