「次の日曜日は一緒にゴルフ行こうね!」
下の娘に最近よく言われるセリフ。
以前に連れて行った打ちっ放し練習が気に入ったようだ。
予定がない週末は運転手兼にわかコーチとしてゴルフ練習場に向かう。
足立入谷「東京ジャンボゴルフ」が二人のホームコース。
練習帰りには、近くにある実家に立ち寄る。
20年以上夫婦二人っきりで暮らす両親の様子を確認。
実家での娘は爺婆孝行な”孫”になる。
週末の予定が立て込んでしばらく疎遠になると、「ゴルフ行こう!」が出てくる。
三人兄妹の末っ子、甘えん坊で頑張り屋、それでいて人一倍他人に気をつかう娘。
10年前の4月このブログを始めた。
当時0歳、生まれたての娘が冒頭のセリフ。
10年で変わったものとは?
当時小学一年生の娘は高校生。
青春真っ盛り。
今では手を繋ぐなんて絶対無理!
当時3歳の息子はこの春中学生に。
やんちゃな3歳の子どもも思春期。
親としてやれたこともやれなかったこともたくさんある。
それでも何とか育ってくれていることはありがたいことだ。
10年で社会も変化した。
1990年代中盤からの10年はバブル崩壊の後遺症、日本の自信喪失期。
2000年代中盤からの10年は価値観変換期。
2008年サブプライム問題からのリーマンショック。
金融資本主義の崩壊(?)による新秩序模索時代へ。
旧来の価値観がリーマンショックで崩れる、日本では政権交代が起こる。
新しい価値観を求める模索する、混沌する。
2011年東日本大震災。
日本で暮らす以上避けられないリスク、危機管理意識の高まり、原発問題。
喪失感、危機感、恐怖を体感。
日本人とは何か?我々はどう生きるべきか?
民族存亡の危機に直面した時にこそ真剣に考える。
2回目の政権交代。
自信を取り戻したい日本人が選択した結果。
経済でも文化でも日本がここにいることを世界にアピールしたい。
なくてはならない存在、日本へ。
そんな日本でこれから生きる子どもたちに我々ができることとは何であろうか?
そんなことを真剣に考える昨今。
時代が変わっても活用できるような新たな「仕組み(ビジネスモデル)」を構築すること。
大きな変革期に生きる我々が次世代のためにできる「唯一の仕事」なのかもしれない。
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