最近確かに忙しくしている。
先週は火曜日に同窓会飲み会で翌日大阪で新メンバーと会食、翌日名古屋で1日外ロケその後東京で飲み会。
昨年夏から始まったテレビの仕事は月を追うごとに量が増え、新たな映像がらみの仕事も増えたりして。
飲み会でも仕事でも忙しいことはありがたいこと。
貧乏性の自分としては暇よりも忙しい方が生きてる実感わく!
って強がってはいたが、金曜日についに体調不良で早退。
こんなことってなかった。
自分が体調不良で会社を早退するなんて!
全く信じられない。
「いやー、今月に入って休みなしで動いていたから疲れがでたんでしょ」
なんてメンバーに同情される始末。
確かにサイパン研修からほとんど休みなしで動いていたけどさぁ。
これくらいに耐えられない体じゃないはず、って自分では思っていたんだけどねぇ。
金曜日の朝、ジムでいつものメニューをこなした。
でもいつもよりも相当堪える。
「ちょっとサボり気味だったしなぁ」
いつもの重さが耐えられない。
「ヤバ!疲れてるのか?」
メニュー終了の頃にはフラフフラ。
午前の打ち合わせはしっかりやれた。
昼頃から完全に体調不良、ランチが食べられないお店の人にも心配される始末。
「こりゃやばいかもしれん」
午後いちの来訪はなんとかこなすにしても夕方の打ち合わせまで保つ気がしない。
ましてやその後の懇親会なんて絶対無理。
ドタキャンのお詫びを入れる。
早々に仕事を切り上げて帰路に。
そうはいっても三連休前日、お医者さんに行くなら今しかない。
麹町のかかりつけ医に行く。
「ああ、食べ物だね、牡蠣食べた?」
前日は食べてない、3日前なら食べたけど。
「どうする?早く治すなら点滴だね」
選択権はない「お願いします」
自分が覚えている限り点滴を打つのは2回目だ。
昔実家で急性腸炎やった時以来。
「なんだかなぁ」
それにしても注射ってのは小さいくせになんでああも痛いかね。
入れるのも抜くのも痛い。
約30分の点滴が終わり帰路へ。
その日は何も食べられず、もちろん酒は飲めない。
翌日は朝に出汁で味付けた白湯を飲む。
しかし、点滴ともらった薬の効果か昼頃から急速に体調が回復してくる。
「なんだこれは?回復しているぞ!」
回復を実感すると無性に腹が空く。
ほぼ24時間食べていない状態だ。
「腹が減っても食べられるのはおじやかうどんだろうな」と医者は言った。
しかし、今の俺の腹はそんなものじゃ満足できない。
とはいえ、完璧ではない自分の体。
「よし、ここはラーメンだ。餃子もチャーハンもつけなければ大丈夫だ」
何の根拠もないが、追い詰められた人間は自分に言い訳することもできる。
日高屋に飛び込む。
「味噌ラーメン」
「単品ですか?」いつものこの質問は今の自分には愚問だ。
「単品で!」
待ち遠しい味噌ラーメン。
「おまちどうさまでした!」
出てきたご馳走に、いつものようにラー油を一周。
「しまった!今日はこれをしてはいけない!」
後の祭りである。
ラー油入りの味噌ラーメンを大切にいただく。
うまかった!日高屋さんありがとう、忘れないこの味。
それでもその日は一滴の酒も飲まずに就寝。
飲まずに寝れるものなんだなぁ、これを機会に禁酒でもするかいっそのこと。
そして本日。
まだ本調子とは言えないが、かなり回復。
それでも揚げ物や重い肉類は遠慮気味。
でも飲んでしまった!シュワシュワするやつを。
うまかった!やっぱり禁酒はできそうもない。
やっぱり健康って大切だよね、体力も落ちてるんだからもっと鍛えなきゃね!
という「なんだかなぁ」って話。