めでたいね!遂に20歳だよ!
株式会社パセリは2月16日に生誕20年を迎える。
1998年2月に誕生してから山あり谷あり。
語りつくせない様々があった。
黎明期の混乱、ネットバブル、バブル崩壊、競合乱立、業界再編などなど。
IT業界自体はまだまだ変革の最中。
まだまだ再編も起こるだろうし、新規参入も増えるであろう。
そんな時代だからこそ20年の歴史は「安定」の証にはならない。
「予断を持たず」に判断・行動することが求められている。
先日、BS11の番組で株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)の和田茂史社長の半生を振り返る番組を制作した。
和田さんは高校大学の先輩であり経済人クラブでもお世話になり、この番組でも数回お会いしている。
気さくで腰が低くて、愛想が良い「おじさん」(失礼!)というイメージ。
今回の番組を作成するにあたり和田さんの高校大学の同級生や創業時を知る方にインタビューを行った。
すると、我々が抱いていたイメージとは若干違う和田さんが見えてきた。
学生時代は「変わり者」として周囲からは浮いた存在、卒業後は一般企業に就職せずに塾講師やコンサルタントなど複数の職を掛け持ち状態。
起業は20代後半、会計士の資格を持ちながらも当時は珍しいIT企業を立ち上げる。
順風満帆とはいかず、知り合い親族含めて支援を求める日々。
そんな中から成功の目を育み、現在のOBCへと成長させる。
番組中、親御さんにお金を工面してもらったくだりで和田さんの目頭が熱くなったのが印象的だった。
番組を撮り終わって自分の中に妙な納得感が生まれていた。
「これで良かったんだなぁ」
和田さんの半生を振り返りながら、自分の半生を重ねていた。
学生時代の過ごし方(お坊さんの格好で全国行脚はしなかったけど)から就職、起業、そして黎明期の苦しみ。
もちろんOBCのような巨大企業にはなってはいないけど、当社グループだって世間に誇れるイッパシの企業に成長した。
社員の方のインタビューで見えてきた和田さんの日常は「勉強家」「真面目」「気さく」
エンジニアよりも技術の勉強をするし、マーケットをしっかりと見ているし、為になる話であれば年齢性別関係なく耳を傾ける。
だからこそ、判断決断も早くて的確、朝令暮改も厭わない。
そんなところも似てなくもない?
規模の大小は異なれど実業家としての本分を改めて確認できた良い収録になった。
パセリは20歳、年上のドゥプランニングは25歳を迎える今年。
さらなる飛躍のために、まだまだ勉強努力の日々が続く。