4月1日、新入社員の姿が町のあちこちに。
昨日まで学生だった初々しさをそのままに、社会への第一歩。
いいね!
一方、そんな新社会人の早期退職が話題になっている。
入社1ヶ月どころか3日、はたまた初日で退職する人も。
最近では「退職代行」なるサービスまであるそうな。
退職理由も色々で。
「研修内容が気に入らなかった」「配属が約束と違う」「先輩が怖い」などなど。
まぁ我々世代からしてみれば「そんなことで辞めるか!」などと思ってしまうのだが。
まぁ売り手市場の採用マーケットではさもありなん。
そんな理由で退職した皆さんはどんな会社に行くのだろう?
と言うか、そもそもなぜすぐ辞めるような会社に入社したのだろうか?
本当に自分で企業を選んだのだろうか?
高校や大学を選ぶように「知名度」「人気ランキング」「親からの勧め」で決めた?
本当にやりたい仕事を選んで「就職」したのであれば簡単に辞めたりしない、ブランド志向で「就社」しただけではなかったか?
さて、ここからが本題。
そんな即退社の人たちに提案がある。
今までは少なからずレールに乗った人生を送ってきたはずだ、高校大学そしてそれなりな有名企業への就職。
今回、スピンオフしたあなたのことを周囲の人はこう言っているかもしれない。
「せっかく有名企業に入社したのになんで辞めちゃうの?もったいない!」なんてね。
人生初のレールから外れる体験、不安な気持ちもあるだろうけど、このスピンオフをチャンスに変えてみないか?
せっかく周りとは違う人生を選ぶ機会を得たんだから、自分を試してみてはどうだろう?
自分自身の好奇心と向き合ってみる。
1 この際だから以前から行ってみたかった国に行ってみる。
実際にこんな理由でシリコンバレーに行って数年後起業した人がいる。
2 起業してみる。
今や学生だって起業する時代。とりあえず1回は就職して失敗したんだからそれをきっかけにビジネスを始めてみては?失敗しても就職できるよ。
3 もう一度学校へ行く。(学び直し)
大体からしてそんな些細な理由で会社辞めるんだからサラリーマンに向いてないわけだ、だったら食える資格取ったり技術を身につけて個人事業主や職人を目指しては?
大学や学校を卒業したばかりの年齢(22、3歳)にしか出来ない事って実はたくさんある。
2、3年正社員で働かなくても食うには困らないのが日本である。
だったらいっそのこと挑戦してみようよ、責任は取らないけど。
周りと同じように生きて同じように歳とって、ライフイベントも同じように過ごして老いて死んでいく。
まぁそれも悪くない、平凡ではあるけど良いと思う。
でも、せっかく人間として生まれてきたんだもの、他人と同じように生きるだけでは「もったいない」。
オリジナルな幸せを自らプロデュースする、これからの社会って結構そういう人が楽しめるのかもしれない。
本当に「もったいない」のはチャンスがある時にそれを活かせなかった事だと思うよ。