去年の秋から酒を飲む機会を減らしてきた。
その結果、一人で過ごす夜が増えた。
色々なことを考える時間ができた。
随分以前にもこんな時期があった。
20代後半の三年、実家を離れて一人暮らし。
三年間でいろいろな事を考えた。
自分の中の自分と見つめ合う時間。
「誰かの為に生きるのか?本当は何がしたい?どう生きたい?」
一人で過ごす時間、自問自答の時間。
それまでやったことのないことにも挑戦した。
フルマラソン、禁煙、車の購入と借金(笑)
そして起業。
あの時間がなければ今の自分はないだろう。
自分を見つめる、大切な三年間だった。
生活環境の変化や事業環境の変化。
慌ただしく日々が過ぎていき、自分と向き合う時間が減っていく。
元来人恋しい性分、不安感や焦燥感が募り無意識に誰かと飲むことが増えていた。
久しぶりの「一人の時間」が自分と向き合う時間となった。
「どこに向かっていくべきか?」「本当の気持ちはどこにある?」「今やるべき事はなにか?」
改めて瞑想してみる。
簡単に答えは出ないが、頭の中を整理することができる。
それにしても一人でいると結局飲んでしまうのだが、果たしてこれは良いのだろうか?