先週の火曜日は我が誕生日。
誕生日が来るとさらに歳を重ねるので、嬉しいやらなんやら複雑な思いでもあるが。
会社のメンバーそれぞれが思い出の写真と共にお祝いのメッセージを冊子にしてくれた。
「体に気をつけて」とか「いつまでも元気で若々しく」なんて励ましの言葉から。
「いつもダンディで」とか「おしゃれで素敵」などという何ともくすぐったいお言葉もいただいたりして。
ありがたい限りですわ、本当にもう。
そんな中で気になることが。
「こんな環境を与えてくれてありがとう」とか「機会を与えてくれて感謝」などという言葉が増えている件。
自ら仕事を創り出している人が増えているということ。
昔は「リーダーシップに感謝」とか「ついていきます!」というメッセージが多かったのに、当社も随分と変わったものだと思う。
トップの役割が事業推進から環境整備や創造に変わる時、組織は「パラダイムシフト」を迎える。
トップダウンからボトムアップ組織へ。
自分がこの数年取り組んできた課題。
やっと根付いてきた、思考の変化。
ここ最近、マネジャー会議や部門会議に出ていても「この案件についてはこのように解決するつもりです、いいですよね?」とか自分のアドバイスについても「いや、まだその時期では無いのでもう少し様子を見てから判断します」などとしっかりと自分の意見や主張をするようになった。
頼もしいし、安心する。
今日もメンバー発案のイベントが休日返上で行われた。
自分もとりあえず見学がてら顔を出したけれど。
企画から集客、運営まで自分達で行い、ゲストの対応をしっかりとやっている。
自分が口を出す場面などどこにも無い。
最後の最後まで自分達の責任でやり遂げているその健気な姿に、はっきり言って「ウルッ」ときた。
組織が、メンバーが成長している!それを実感した。
当社の「パラダイムシフト」は確実にこのような現場から起きている。
それでだ、そういう姿を見て感激しているばかりじゃダメなんだ。
みんなのメッセージや成長している姿を見て、言葉をお返ししますよ!
「負けないよ!」
君たちが成長して組織も成長している中で、自分だけが老いぼれていくなんて事は絶対に許せない!
だから「負けない」くらいにこっちも成長してやるんだ!
みんなをあっと言わせるくらいの「良い仕事」する。
もっと勉強してもっと考えて行動して、他人のやれない事をする。
これからは競争だよ、ある意味同じポジションだ。
こういう感じってすごく良いと思う。
楽しみになってきた。
そういえば、もう一つウルッとくることがあった。
子どもたちからのBDメッセージ。
難しい年頃にも関わらず、素敵なメッセージを毎年くれる子どもたちには感謝している。
この子たちもいつかは自分の元を離れる。
その時まで色々と心配かけても良いよ、頑張れ君たちの人生。
やばいなぁ涙腺が緩くなってきた、こればかりは「歳のせい」なんだろうなぁ。